「明日は雨?」天気にまつわる諸説のウソorホント。
【朝焼けの翌日】
→ホント。
「これが比較的当たるのは、春から秋にかけて。朝焼けということは東の空が晴れているということ。つまり、晴天がそろそろ過ぎて、西から雲が近づいてきている印」(気象予報士・天達武史さん)
【靴を飛ばして表向きが晴れ、横向きが曇り、裏が雨】
→ウソ。
「これは本当に単なる迷信ですよね。きっと江戸時代とか天気予報がまだ確立していなかった時に、一般の人が遊びの中で天気を占おうとしたんだと思います」
【茶碗からご飯つぶが取れやすい】
→どちらともいえない。
「これは湿気が多いことを表していて、その意味では翌日雨といえそう。ただ、現代は空調の効いた室内でごはんを食べるので、現実的に湿気の影響を考えると△」
【飛行機雲が消えずに残る】
→ホント。
「飛行機雲がずっと残っている時って、上空の湿気が多くなっているんです。雲は上空の高いところからできるので、それが消えないということは、天気は下り坂」
【月や太陽にかさがかかる】
→ホント。
「単独で出る時もあるので絶対ではありませんが、低気圧が迫っている合図です。その後だんだん雲が厚くなって、翌日か、その半日後には雨域がやってきます」
【猫が顔を洗う】
→どちらともいえない。
「確かに猫のヒゲは敏感で、湿気が多くなるとそこに水分が溜まって、顔を洗う仕草をするよう。でも、猫を見ているとよく顔をかいているので、水分のせいかはナゾ」
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