いい女は畳み上手? 横澤夏子が“なりきり”解説!

2017.7.7
出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、ガサツとは無縁の“畳み上手”な女性になりきり。
横澤夏子

私の苦手なことのひとつが、使った折り畳み傘を、きれいに畳むことです。ガサツな性格ゆえにテキトーに畳むため、買ったときについていた折り目が、あっという間に消失。収納するための付属の袋には、当然、うまく入りません。しかも、濡れた傘を乾かすこともしないので、次に使うときに、部屋干しをしたときのような嫌なニオイや、サビてしまったホネの部分に、うんざり…。そうして、ただでさえ嫌な雨の日を、自分のせいで、より憂うつにしちゃっているわけです。

そんな私からすると、お店に入るときや地下鉄の入り口で、折り畳み傘をサッとスムーズに畳むことができる人は、憧れのスマートな女。それに、よく考えてみてください。美しい所作で傘を畳むことができれば、女性ならではの柔らかさや繊細さを、周りに見せびらかせるわけですよ。いい女アピールできるこんなチャンス、なかなかありません。だって、洗濯物を街中で畳むわけには、いかないですからね…!

そんな女性になりきるためには、新品の折り畳み傘の折り目を、その後も忠実に守りながら畳むことが第一歩。面倒でも、慣れるまでは時間をかけて、オリジナルの折り目やシワを作らないようにすることがポイントのようです。私のように、すでに形状記憶を失っている傘をお持ちのあなたは、一度、たっぷり時間をかけて、美しい折り目を新しくつけ直しましょう。そうして努力を重ねると、“きれいに畳めた”という達成感と、“そんな私って素敵”という陶酔感を味わえるというメリットまで! 

だめ押しに、雨があがったタイミングで傘を畳むときには、空を見上げながら「お天道様、ありがとう」とつぶやいてみて。太陽に照らされたその姿は、天女と見間違うくらいの“いい女”なはず!

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くの番組にレギュラー出演している。

※『anan』2017年7月12日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府真衣 文・重信 綾

(by anan編集部)

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