ふともも裏を伸ばして“むくみ”予防 「落下寸前のポーズ」って?

2017.6.4
夏に向けて美ボディを目指すなら、体のストレッチから始めてみるのもいいのでは。ふともも裏は、硬いままだとむくみの原因にもなるのだとか。トレーナーの中野ジェームズ修一さんに、ふともも裏の柔軟性のチェック法とストレッチ法を聞きました。

脚を後ろに蹴り出すときに使う、ハムストリングスと呼ばれる筋肉。日本人はふとももの前側ばかり使い、この筋肉をちゃんと使えていない人が多く、脚のむくみや骨盤の後傾の原因の一つともいわれる。

カラダの硬さをCHECK!

床に仰向けになり、片膝を立てる。伸ばした脚をできるだけ体に引き寄せる。「柔軟性不足」「適度な柔軟性」ならこの部位のストレッチをスタート。

ストレッチ

柔軟性不足…脚を伸ばしたときの角度が、床に対して90度以下になる。
適度な柔軟性…脚を伸ばしたときの角度が、90度になるところまで引き寄せられる。
過度な柔軟性…股関節の角度が90度以上になるところまで余裕で引き寄せられる。

【パイロットのポーズ】

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あぐらをかき、片方の脚を前に伸ばし、もう一方の脚を膝下に差し入れる。足裏をつかみ、おへそをふとももに近づける。右手で右に倒しながら、左手で左に倒しながらと、つま先の方向を変えて行う。反対側も。

【落下寸前のポーズ】

ストレッチ

床に仰向けになり片膝を立てる。両手でタオルの端を持ったら、反対の足の裏にかけ、タオルを手前に引き寄せる。タオルを持つ手を左右で持ち替えて、つま先を外側、内側方向に変えて行う。反対側も。

「チェックテスト」衣装/ブラ¥4,600 タンクトップ¥4,600 レギンス¥9,300(以上ニューバランス/ニューバランス ジャパンお客様相談室) 「ふともも裏」衣装/トップス¥4,500 ブラ¥5,000 レギンス¥5,500(以上ナイキ/ナイキジャパン/NIKE カスタマーサービス)

中野ジェームズ修一 フィジカルトレーナー。トップアスリートから運動初心者まで数多くのクライアントを持ち、25年以上にわたりメンタルとフィジカル両面の指導を行う。『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)など著書多数。

※『anan』2017年6月7日号より。写真・小川朋央 スタイリスト・白男川清美 ヘア&メイク・高松由佳 モデル・麻絵(バークインスタイル) 取材、文・板倉ミキコ

(by anan編集部)

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