あの名店が“肉のスペシャリスト”プロデュースでガラリと変身!

2017.5.31
フードライター・犬養裕美子さんの「今日、どこで何、食べる?」。今回ご紹介するのは、『La Fete du Mardi Gras at irving place(ラ フェット ドゥ マルディグラ アット アーヴィングプレイス)』のピアットとミートサラダです。
フード

銀杏並木が美しいプラチナ通りに面したビルの3階。セレクトショップ<BIOTOP>を目指そう。入り口はビルの裏側にあるので少しわかりにくいが、螺旋階段を上がれば、広々としたレストランにたどり着く。天井の高い山小屋風の店内は、昼は明るくて自然光にあふれて気持ちいいし、夜はロマンティックな照明でくつろげる。

ここは知る人ぞ知る白金の名店だが、今年のGW前に期間限定のポップアップショップとして、銀座『マルディグラ』の和知徹シェフプロデュースの料理にガラリと変わった。和知シェフといえば「肉のスペシャリスト」として有名。銀座店ではフォアグラのハンバーガーや、5~6名分の塊肉をドーンと焼いたりと、“男のフレンチ”が売り。ところがこの店では女性や家族連れにもやさしい。

「これまで“ヘルシー”なんて意識したこともなかったけれど、新しい視点で考えるのも楽しいですね」。野菜メニューといえども、ボリューミーでワインが合う味にひっぱる和知シェフの剛腕はさすが。さらにパンは銀座<ブーランジェリーレカン>の割田健一シェフに依頼。外はカリカリ、中はモッチリ焼きあがるオリジナルが評判だ。7月23日までの期間限定だが、延長の可能性大! 和知シェフが特別料理を披露する“和知ナイト”も計画中とか。

La Fête du Mardi Gras at irving place 東京都港区白金台4-6-44 BIOTOP3F TEL:03・5449・7720 ランチ11:00~15:30(土・日・祝日~17:00) ディナー17:00~23:00(22:30LO) 期間中月曜休(変更の可能性あり)

ピアット(ランチセット)は鶏、豚、牛の3種類があり、写真下は岩中豚のロースト¥1,850。200gの塊をドーンと焼いたもの。写真上のミートサラダ¥1,500は野菜中心だけど、豆やクスクスなど、しっかりお腹いっぱいになる内容。

いぬかい・ゆみこ レストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。

※『anan』2017年6月7日号より。写真・清水奈緒 取材、文・犬養裕美子

(by anan編集部)


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