夏になるとニキビ…非常事態に備えたい“夏肌対策”って何?

2017.5.27
夏は肌も髪もボロボロ! そんな非常事態に陥らないよう、日焼けや乾燥などあらゆるトラブルに備えるためのお勉強をしておきましょう。銀座ケイスキンクリニック院長・慶田朋子さんと美容家・岡本静香さんが、皆さんの悩みを解決してくれます。

Q:夏はおでこやあごにブツブツが大量発生! ニキビができない方法を知りたい。
→原因は過剰な皮脂。内外ケアで乗り切って。

肌

暑い季節が近づくとともに増えがちなニキビ。「原因は酸化した皮脂と毛穴の詰まり。気温や湿度の上昇のほか、暑さが体にストレスを与えることでホルモンバランスが崩れることも影響します」(慶田さん)

皮脂が毛穴に詰まって時間が経つと、炎症を起こしてニキビに。「予防するためには、クレイマスクなどで皮脂汚れを吸着してやさしくオフしましょう。毛穴に刺激を与えると余計に広がってしまうので、洗顔時もこすらないよう気を付けて」(岡本さん)

また、ビタミンCやB群の不足も皮脂が過剰分泌される原因の一つ。サプリメントなどで補おう。

対策1:毛穴を引き締め、皮脂が詰まらない環境に。

【“週1のスペシャルケア”で、毛穴をお掃除!】
「毛穴に詰まった皮脂を無理やり指で押し出すなんて、もってのほか。肌を摩擦することで角質が厚くなり、さらに皮脂が毛穴から出にくくなってしまいます」(慶田さん)。おすすめは、やさしく皮脂汚れをオフできるマスクやピーリングクリーム。週1~2回のケアでいつも清潔な毛穴に!

肌

天然由来の微粒子が毛穴の汚れや古い角質をきれいに取り除くピーリングクリーム。ピーリングエンジマティコ 100ml ¥19,800(サンタ・マリア・ノヴェッラ銀座)

毛穴を刺激しないよう、摩擦の少ない泡洗顔 にスイッチ。
気を付けていても、しっかり顔を洗いたいからと肌をこすってしまいがち。ポンプを押すだけで泡が出てくる洗顔料なら、手軽にやさしく洗える。汚れを吸着する成分の力で、肌につけて洗い流すだけですっきり。「ベタつきやすいTゾーンを中心に、泡を転がして」(岡本さん)

肌

温泉水を含む弾力泡で毛穴の奥の汚れまですっきり。フォーミングフェイシャルウォッシュ 150ml ¥2,600 6/1 発売(江原道)

対策2:ビタミン補給で皮脂コントロール!

【普段の生活に取り入れるなら、“サプリ&お茶”】
食事で摂る栄養が偏ると、毛穴の詰まりの原因に。「特に必要なのは、ビタミンB群とビタミンC。食事バランスに気を付けるのはもちろん、サプリメントなども併用して」(慶田さん)。いつも飲んでいるコーヒーなどをビタミンが摂れるお茶に変えてみるのも手。

肌

水なしでも飲めるビタミンC&B群。
1包で2000mgのビタミンC、ビタミンB群などが摂取可能。長時間体内に停滞して効果を発揮する。the CB + 30包¥6,000(TAKAKO STYLE)

慶田朋子さん 銀座ケイスキンクリニック院長。皮膚科専門医。切らない若返り治療を叶える美容医療に尽力。著書『365 日のスキンケア』(池田書店)が好評。

岡本静香さん 美容家。「日本すっぴん協会」会長。雑誌やWEB などで活躍するほか、個別に美容スタイルの提案や美容コンサルティングも行い、支持を集める。

※『anan』2017年5月31日号より。写真・小笠原真紀(モデル) 河野 望(商品) スタイリスト・武政 イラスト・菜々子 文・古屋美枝

(by anan編集部)


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