「タイトルで言葉遊びをしてみました。見た目だけじゃなく、音楽もカッコいいという意味も込めているんだ。スコリバらしい遊び心溢れるアルバムになりました」(スコット)
「デビューアルバムは、純粋に日本語で歌うことを楽しんだけど、今回はもっとチャレンジしたいと思った。日本語で歌いつつ、サウンド面で新しいことを成し遂げたいってね。前作にはない、斬新なサウンドを楽しんでもらえると思う」(リバース)
ちなみに今回のインタビューは通訳なし! すっかり日本語も上達し、収録曲の歌詞は全て日本語詞だ。言葉の壁を軽々と越え、weezerをちらりと思わせるパワーポップからメロディアスなバラード、ちょっと笑っちゃう曲まで、なんて自由なんだ! と感動させられるほど。
「違う言葉で歌うことは楽しいし、英語より日本語の方が心に入ってくれるんじゃないかな。MONOEYESはストイックなロックだけど、スコリバはパーティ感と遊び心がある。その2つともあることが僕にとって、いいバランスになっているんだよね」(スコット)
「weezerではできない、新しいことや実験的なことにチャレンジできる自由がある。いい曲ができたら『新しいサウンドができたよ』って聴かせる。するとweezerチームも刺激を受け、もっと新しいことにチャレンジする気になってくれたりするんだよ」(リバース)
そんな彼らにとって、J‐POPの魅力とはどんなものなのだろう。
「日本の音楽は独特で、アメリカでは聴いたことがなかったから、すごい衝撃だった。繊細なコード進行とかね。邦楽のカバーもいっぱいしているんですけど、一番びっくりしたのはヒット曲にカノン進行(※)が多いことかな」(スコット)
※カノン進行:『パッヘルベルのカノン』で知られ、卒業式などに使用される叙情的な名曲と同じコード進行。
「とにかくメロディの良さだね。ファンタスティックだよ! 日本のアーティストが歌詞を書く前にメロディを仕上げるところも興味深いな。アメリカでは見たことがない。完成したメロディに歌詞を当てはめるのは、僕もweezerの初期に、そうやって作っていたから、違和感がなくてしっくりくるんだ」(リバース)
『ニマイメ』には、ゲストにキヨサク(MONGOL800)、PES(RIP SLYME)、miwaを迎えた曲もあり、多彩なJ‐POPサウンドが楽しめる。そして彼らのゴールは「紅白歌合戦に出ること」。その舞台、ぜひ見てみたい!
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