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女性のヌード写真集『脱いでみた。』カメラマン花盛友里が語るベージュ下着論。

撮影・水野昭子、文・中村朝紗子 — 2017.5.8
インスタグラムでも大人気、女の子たちの共感を集めるフォトグラファー花盛友里さんが、5月8日(月)に2冊目の写真集『脱いでみた。』を発売。見本をめくりながら、独自のヌード観やベージュ下着論について語ってくれました!

「いちばん自然。だから、いちばんキレイ。」をコンセプトに、女の子たちのヌードを撮り続けてきたフォトグラファーの花盛友里さん。

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自由で、おしゃれで、かわいい、これまでにないヌードのかたちを集めた『脱いでみた。』(5月8日(月)発売)には、花盛さんの撮影へのこだわりや、ベージュ下着愛(!)が溢れています。

消費されないヌードを目指して

ー写真集では、約50名の女の子たちがヌードに。花盛さんが目指したのは、どんなヌードでしたか?

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目指したのは、女の子のためのヌード。消費されるためのヌードにはしたくなかったから、エロくないことが第一条件でした。きっと、自分のカラダに満足してる女の子って少ないと思うんです。でも私は、どんな裸でも“自然のまま”が1番キレイだと思う。そう思って撮ってました。撮影後の女の子たちが「自分の体が前よりも少し好きになりました」と言ってくれた時は、とても嬉しかったですね」

ー撮影で気をつけていたことを教えてください。

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実はこの写真集、初対面の女の子を会って3分で脱がして撮影してました。「はじめまして。ほな、脱ごか」みたいな(笑)。

彼女たちはすごく緊張すると思うから、話しながら撮ったり、動かしながら撮ったりして、リラックスしてもらうことを心がけましたね。

撮影は約30分ほどでしたが、終わる頃にはみんな、脱いでることを忘れるくらい自然になるんです。「あ、私いま服着てなかったんだ!」と、自分のリラックス具合にビックリする子もいました。そういう瞬間が、すごく好きなんです。

ノンワイヤーが好きな理由

ー下着はすべて、自身でセレクトされたとか。

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女の子たちの下着はスタイリストさんにもお手伝いいただきましたが、ブツ撮り用は全部自分で選びました。ブラジャーには相当詳しくなりましたね(笑)。表紙と裏表紙をめくった見開きには撮影で使ったブラジャーがずらりと並んでいて、気に入ってます。これ、ほぼすべてノンワイヤーなんですよ。おいた瞬間のクタっと感もかわいくて。

ーなぜノンワイヤーにこだわったのでしょうか?

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おっぱいを盛るためのブラジャーが、すごく苦手なんです。寄せて上げて、無理やりワイヤーの形に当てはめて…そうすると、みんな同じおっぱいに矯正されるじゃないですか。小さいおっぱいも、垂れてるおっぱいも、そのままでかわいいのに。

そうやって究極に盛らない、自然なおっぱいを追求した結果、ベージュ下着愛を抱くようになったんです。

白熱! ベージュ下着論

ーベージュ下着と聞くと、勝負下着の対極にあるイメージがありますが…。

たしかに、勝負下着=赤とか黒のイメージが強いですよね。これって、男性が好きな色に影響を受けていると思うんです。どちらかというと、“盛る”下着。

でも今回私が作りたかったのは、女の子のための写真集。私がかわいいと思うものを着てもらって、撮りたかった。

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ベージュは肌になじむ感じが自然で、いいんですよね。ワントーンになるから、着ている感じがしないというか。このレースの下着も大好き。ベージュのレースや細いラインが入ることで、ヌードよりも、さらに女子感が出るんです。

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ベージュ下着は肌との境界線が目立たなくて、自然にやさしくまとわりついているように映る。だから、好きです。

昔はなんとなくベージュ下着=おばさんのイメージがあったけど、最近ではメイクや服も、ヌーディーなトーンがトレンドになってますよね。みんな少しずつ、削ぎ落とす志向になっているのかな、と思います。

すべてのヌードは修正不要

ー今回、どの写真にもレタッチはしなかったそう。

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レタッチはしたくないんです。脚を細くしたり、ほうれい線を消したりするのってすごくイヤで(笑)。そのままでもキレイなのに、もったいないと思います。

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だからこの写真集では、あざもシワもすべてそのまま残してます。会って3分で脱がした証拠に、ブラの跡が残っているカットもあるくらい(笑)。ぜひ、探してみてくださいね。

写真集の中にワタシを見つけて

ー最後に読者にメッセージをお願いします。

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これを見て、自分のカラダに似ている部分を見つけてもらえたらいいなって思います。そして、盛らなくちゃいけないという考えも捨ててもらえたらいいな。この本は、私だし、みんなだし、誰でもないんです。体型に関係なく、何もしなくても、そのままでキレイということを伝えたい。だから、そういう人たちの魅力を伝えられたら嬉しいですね。

Information

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花盛友里(はなもり・ゆり)
1983年、大阪府生まれ。中学時代から写真の楽しさに目覚め、2009年よりフリーランスとして活動開始。女性誌や音楽誌、広告などで主にポートレートの撮影を手がける。2014年に出産、一児のママに。同年、自身初の写真集『寝起き女子』(宝島社刊)を発売、活躍の場を広げている。

『脱いでみた。』
発売日:5月8日(月)
価格:1,400円(税抜)
出版社:ワニブックス
著者:花盛友里
出演者:るうこ、ベイカー恵利沙、武居詩織、猪鼻ちひろ、ほか多数。
購入先:https://www.amazon.co.jp/dp/4847095669