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『魔女の宅急便』の角野栄子さんから学ぶ“好き”を大事にするルール

2017.4.21
『魔女の宅急便』や小さなおばけシリーズなど、私たちを夢中にさせた物語の生みの親である角野栄子さん。素敵なセンスの持ち主である角野さんの暮らしぶりを紹介した一冊『「魔女の宅急便」が生まれた魔法のくらし 角野栄子の毎日 いろいろ』が登場。そこには、自宅のいちご色の壁やカラフルなお洋服、十八番のメニューなど、女性の心をワクワクさせる、憧れの生活が広がっている。

好きなものを好きと言うことで、人は自由になれると思います。

角野栄子

「大学生の頃、日本で“デザイン”というものが注目され始め、すごく興味を持ちました。アメリカ大使館の図書館で『LIFE』など外国の雑誌を眺めたりしてね。当時はまだ終戦して5~6年経った頃で生活がままならない時代だったから、美しいファッションや風景の写真を見て、“こんな暮らしがあるんだ”と憧れましたね。父がオシャレだったこと、そして、ブラジルでの生活や、海外旅行で建築や家具を見たことも、私の暮らしに影響していると思います。そうして学びながらたどり着いたのが、色の統一感を大事にするということ。ひとつでもいいので“自分にはこれが似合う”という色を見つけておくと、買い物でも気持ちがバラバラにならないし、ワードローブにも秩序が生まれ、コーディネートがしやすくなります」

流行ではなく、自分の“好き”を大事にする角野さんの大事なルール。

「日本人は周りの人のことを気にしがちですよね。そうではなく、もっと自分というものや感覚を持って、大事にしたほうがいい。すると、ほかの人と違うことが起こったとしても“私はこれでいいんだ”と強くいられますから。まずは、“友だちとは違うことをやってみよう”と考えるだけでもいいと思いますよ。そうして、周りに囚われずに好きなものを好きと言い、選ぶことは、孤独を感じるかもしれない。でも、自由になれるんです。そういえば、私の作品の登場人物も、好きなことをしている人が多いですね(笑)」

『「魔女の宅急便」が生まれた魔法のくらし 角野栄子の毎日 いろいろ』多くの児童文学を手がける角野栄子さんの美しい暮らしを、余すところなく紹介する一冊。人生を明るく、色鮮やかに生きるための「衣」「食」「住」のレシピがたくさんつまっている。KADOKAWA 1480円

かどの・えいこ 児童文学作家。『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』でデビュー。『ズボン船長さんの話』、小さなおばけシリーズなど、数多くの作品を手がける。

※『anan』2017年4月26日号より。写真・土佐麻理子(角野さん) インタビュー、文・重信綾

(by anan編集部)


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