“黒ぶち眼鏡”男はなぜモテる? 「恋愛学」教授がその謎を解説!

2017.4.15
頑張ってモテようしている様子はなくて、むしろ普段は全く男を感じさせない人を、「なんだか、素敵」と思ってしまう瞬間、ありませんか? そんな無自覚なあの人がモテる秘密は、何気ない行動にあるのかも!

今モテる男の実態を探ると、4 つの共通点が浮上。

「恋の過程には、五感が深く関係します。見た目や、接近したときの匂い、感触が気に入ると、好きになる可能性大。また、ふとしたギャップも恋の媚薬。相手をもっと知りたい願望を刺激します」(早稲田大学教授・森川友義さん)

「その場の空気を察してフォローができるスマートな男性も、モテる傾向に。そういう姿から、仕事がデキるという有能さを、自然と連想するのでしょう」(恋愛ブロガー・DJあおいさん)

つまり、(1)見た目、(2)接近時の匂いと感触、(3)ギャップ、(4)フォロー上手なスマートさが特徴というわけ。

その中から、ひと目で吸引力MAXなモテ男のエピソードを人気芸人の横澤夏子さん、尼神インター・誠子さんが再現!

黒ぶち眼鏡をかけた知的な横顔。(27歳・事務)

モテ男

「モテる男性像は、狩猟採集時代から基本的には変わっていません。十分な食料を確保し、分け与えてくれる男性を女性は求めます。つまり、現代でいうと経済力がモテの条件。眼鏡の似合う知的な男性=経済力への期待値が、潜在的にうずいているのでは」(森川さん)

つり革をつかんでいる、女性のようになめらかで、でも大きい手。(32歳・営業)

モテ男

「男性の手は女性を守る“力”が可視化されているパーツの一つ。それが大きいという点で、性的な優位性を感じているのかも」(DJあおいさん)。「“なめらか”なところもポイント。その清潔感が、触れられてもOKと五感に訴えているのでしょう」(森川さん)

エスカレーターで、前に乗る人のふくらはぎの形が美しかった瞬間。(33歳・マスコミ)

モテ男

「今どき男子は、スキニーデニムが似合うなど中性的な体型が人気。細めのふくらはぎにグッとくるのも当然」(DJあおいさん)。「私はアキレス腱の筋が出ている人がスキ。足の速さを表す部位で、原始時代からここがモテのバロメーターだったんですって」(横澤さん)

くしゃっと笑ったときに目尻にできる笑いジワ。(誠子さん)

モテ男

「いっぱい笑う人なのかな。いろいろ苦労してきたのかな。そんなふうに人としての年輪を感じる目尻のシワってステキ」(誠子さん)。「この要素って女性にとっては安心感につながりますよね。癒されたい…そんな女性たちにモテるタイプでは」(DJあおいさん)

森川友義さん 早稲田大学国際教養学部教授。進化政治学、恋愛学などが専門。『一目惚れの科学』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など著書多数。

DJあおいさん 月間600万PVの恋愛ブロガー。著書は『ていうか、男は「好きだよ」と嘘をつき、女は「嫌い」と嘘をつくんです。』(幻冬舎)ほか。

横澤夏子さん 芸人。“ちょいウザ女”などのネタで引っ張りだこ。『バイキング』(フジテレビ系)、『王様のブランチ』(TBS系)にレギュラー出演中。

尼神インター・誠子さん 芸人。渚さんとのコンビ「尼神インター」で、ボケを担当。“モテる女風”のネタが人気。今春、上京し、ますますブレイクの予感。

※『anan』2017年4月19日号より。写真・小笠原真紀(誠子さん) 水野昭子(横澤さん) イラスト・あぶらねこ 文・保手濱奈美

(by anan編集部)


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