広報 橋本 美佐

【生活紫外線は5月がピーク!】きちんと知って今スグ対策、日焼け止めのポイント

2016.5.10
シワやたるみの原因と言われる生活紫外線(UVA)はいまがピークと言われています。しっかりと日焼け止めを塗ったはずなのに、きちんと紫外線をガードできていなかったという方も少なくありません。放っておくと、シミやシワだけでなく、肌トラブルの原因となってしまう、恐ろしい美肌の大敵、紫外線! 今回は、日焼け止めのポイントをご紹介します!

カーテンを開ける前に塗りましょう

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【オーガニック美人塾】vol.11

朝起きてすぐの素肌は無防備。カーテンを開ける前に、きちんと日焼け止めを塗っておきましょう。部屋の中だからといって、紫外線対策をしなくて良いわけではありません。肌老化の約8割は、紫外線によるもの。紫外線の光老化や活性酸素による肌の酸化、乾燥が老化を早めるといわれています。

赤みや炎症が起きにくく、気がつかないうちに日焼けしやすい紫外線UVAは、雲や窓ガラスを通して、肌まで届き、シワやたるみの原因になります。また、太陽が空にあるうちは、雨や曇りの日でも、地上では一年中紫外線の影響を受けています。真冬でも夏のピーク時と比べて、UVAは2分の1程度あり、シミやそばかすの原因になるといわれるUVBは5分の1程度あるといわれています。日焼け止めは、一年中しっかり塗りましょう。

時間や、地域や高度などによっても影響が変化するので、思わぬ日焼けをしないように、いつでも紫外線ケアを心がけましょう。

シーンに合わせたものを選びましょう 

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必要以上に高い効果の日焼け止めを選んで、肌に余分な負担をかけるのも良くありません。日焼け止めの選び方の目安は、日常生活では、 SPF20前後でPA++くらいのものを。そして、意外と忘れがちな、首や耳の後ろ、耳たぶや デコルテにもしっかり塗っておきましょう。

屋外での軽いレジャーや仕事で外に出ることが少し多いときは、SPF30、PA+++くらいのものを。外出時には、日傘やサングラスなどで、さらに紫外線を防ぎましょう。

さらに、海や山などのレジャーに行くときは、強い日差しを浴びる可能性が高いので、PF50から50+、PA+++から++++くらいの日焼け止めを選びましょう。

また、室内でパソコンやスマートフォンや蛍光灯などに当たって過ごすことが多い人にオススメなのが、ブルーライトから肌を守る日焼け止め。ブルーライトは、PC用のブルーライト対策メガネなどで有名ですが、目だけでなく、肌の奥の方にもダメージを与えるといわれています。最近は、ブルーライトを防ぐルテインという成分が配合された日焼け止めがあるので、試してみても良いかもしれません。

適度に塗りなおしましょう 

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日焼止めには、大きく分けて、『紫外線散乱剤』と『紫外線吸収剤』の2種類があります。紫外線散乱剤は、肌の上にパラソルを差しているイメージ。紫外線を跳ね返す効果があります。汗や水で流れてしまうものが多いですが、石けんのみで洗い流せるものが多かったり、お肌のダメージになりにくいというのが利点です。

紫外線吸収剤は、吸収するときに化学変化を起こして紫外線を防ぎます。人によっては、この化学変化が刺激になって、肌あれの原因になったりもします。でも、軽くさらっとしていて白浮きしにくいものが多く、汗にも強いため、屋外の活動にもしっかりと対応してくれます。

両タイプともに注意したいのが、ハンカチや手で触れたときは、物理的に擦れてとれてしまうこと。効果を失ってしまいますから、特に、手を洗った後などは、塗り直しを忘れずに。

安定した効果を維持するためには、2、3時間ごとに適度に塗りなおすのがお勧めです。日焼止め機能のある化粧下地やファンデーションで済ませている場合は、上から日焼止め機能付きのパウダーを重ねるのも良いでしょう。

使用後はしっかり落としましょう 

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日焼け止めは、多かれ少なかれ、肌に負担をかけています。日焼け止めを塗っている必要がなくなったら、なるべく早めに落としましょう。どんなに肌にやさしい成分のものを使っても、日焼け止めは薬剤のようなもの。しっかりオフしないと肌トラブルの元になってしまう恐れがあります。

とはいえ、ゴシゴシとクレンジングで落とすとなると、お肌へのダメージも心配ですよね。また、去年の夏のバカンスで使った、効果の高い日焼け止めを、しばらくたってから使おうとしたら、期限が過ぎていたなんてことはありませんか?そんな場合は、期待する紫外線防止効果を得られないだけでなく、皮膚トラブルの原因になることもあります。もったいないからといって使ってしまうと、後で、後悔することになりかねませんよ。基本的に、日焼け止めは、正しい方法で保管していたもので、使用期限が切れていないものを使用しましょう。ただし、期限に関わらず、開封した時に異臭がしたり、分離したりしている場合は、使用しない方がよいでしょう。

・衣装提供
MISH MASH
http://www.mischmasch.jp/