【恐怖! スマホで二重アゴ】憎きブヨブヨ脂肪を撃退! エクササイズ3つ

文・小林麻利子 — 2017.5.20
痩せていても、太っていても気になる二重顎。スマホやPCを使用している方に多いストレートネックの方に多い状態です。 原因は、加齢や脂肪蓄積、筋力低下、そして何よりも普段からの悪姿勢がほとんど。そこで今回は、パーソナルボディトレーナー・ナイトケアアドバイザーの小林麻利子が二重顎の対策をご紹介します。

【小林麻利子の美人の作り方】vol. 92

そのスマホ姿勢が二重顎を作る! 撃退エクサ

その1.2ステップ美姿勢ケア

まずは、正しい姿勢を確認しましょう!
1.姿勢を正して立つ。胸のトップが二の腕の真ん中になるようしっかり胸を張ります。腰は反らないように。
2.あごの前でピースサインをつくり、あごを後ろに引く。

20170518kobayashi4
20170518kobayashi5


3.手で鎖骨から肩までスッと指を広げて胸を広げる。

20170518kobayashi3

横からみたときに、耳の穴の位置と肩の位置がまっすぐになっていればOKです。この姿勢をキープしながら、以下のエクササイズを行いましょう!

その2.フクロウのストレッチ

二重顎の方は、首の付け根から首を上へ伸ばせていないことが多いです。フクロウが首をかしげているようなイメージで行いましょう!
≪まず首の付け根を確認しよう≫
首を下に傾けたときにぽこっと出っ張る骨が頚椎7番目。その3つ下の胸椎3番目が首の付け根です。

20170518kobayashi6

この付け根から首を横や斜め前に屈曲させることで、二重顎の方が硬くなりやすい、胸椎1~3番目の椎骨の可動域をアップします。

1.左手で胸椎3番目の骨を触りながら、その骨を起点にして首を右に倒す。このとき胸椎3番目がぷくっと動けばOK。左手を離し真下にスッと伸ばす。

20170518kobayashi1

2.右手で左のこめかみをもち、首を更に右側に倒して30秒キープ。
3.左手で胸椎3番目の骨を触り、今度は首を斜め前に倒す。胸椎3番目が反応したら離して、左手は背中の後ろに腕を曲げる。30秒キープ。反対側も同様に。

20170518kobayashi2

その3.スッポンのストレッチ

首のむくみを解消するストレッチです。いろいろ試した肩こりケアが効かなかった人は、斜角筋がこっている、ということが多いです。スッポンの首が右や左に動いている様子をイメージしながら行いましょう!

1.両手を鎖骨の下に添え、真下に首の皮を伸ばす。
2.顎を上に持ち上げる。
3.首を右に傾け5秒、左に傾け5秒、これを1セットとし、3~5セット繰り返す。

20170518kobayashi7
20170518kobayashi8


お風呂の中やトイレ休憩中など、ストレッチや運動は場所や時間などとリンクさせて行うのが習慣化の秘訣。ぜひ、みなさんの習慣にしてみてくださいね!

お知らせ

生活習慣改善サロン『Flura』(六本木駅3分)では、女性限定でパーソナルボディトレーニングの体験レッスンを実施しています。睡眠・運動・食事・心理など様々な手段で生活習慣を整え、自律神経バランスのよい女性らしい身体を作る指導を行っています。


【体験レッスン】詳細は、こちら(http://fluraf.com/campaign
内容:課題や症状に合わせた、睡眠指導、入浴指導、運動指導、姿勢指導、歩行指導、心理指導、アロマテラピー指導等。
料金と時間:10000円/90分
ご予約:予約フォーム(http://fluraf.com/reservation


【関連リンク】
「小林麻利子の美人の作り方」まとめ
PROFILE
生活習慣改善サロンFlura主催。ナイトケアアドバイザー。睡眠改善インストレクター。最新のデータ、研究を元に、サロンに通う女性の自律神経の改善を行う。睡眠と入浴を中心とした、生活に合った無理のない実践的な指導が人気を呼び、延べ1700名の女性の悩みを解決、サロンは予約半年待ちの人気。 20代の頃に、肥満、生理不順、肌荒れ、過呼吸などに悩まされていたが、睡眠と入浴を中心に生活習慣を見直し8キロの減量に成功、体の不調も消えたことから、自律神経を整えるためのあらゆるメソッドを研究。生活習慣の悪さに悩む、数多くの現代人を救っている。 温泉入浴指導員、ヨガインストラクター、アロマテラピーインストラクター、食生活管理士、上級心理カウンセラー。講演活動やWeb連載のほか、テレビ・雑誌でも活動中。 著書『あきらめていた「体質」が極上の体に変わる』(ダイヤモンド社)、『美人をつくる熟睡スイッチ』(G.B.)
HP: http://fluraf.com/ blog: http://ameblo.jp/mariko-kobayashi/ 著書『美人をつくる熟睡スイッチ』:https://goo.gl/UEZ2kx
『あきらめていた「体質」が極上の体に変わる』:https://www.amazon.co.jp/dp/4478105081

(C) franckreporter/Gettyimages