田代 わこ

【夏のデートに♪】体感型アートで彼と急接近!? 『魔法の美術館』

2016.7.28
暑~い夏は涼しい美術館でデートを楽しんでみませんか? 今のオススメは、西新宿で開催中の『魔法の美術館』。直感的にアートと遊ぶことができる体感型の展覧会なので、ふだんはあまり美術館に行かない人でもきっと楽しめるはず。ぜひ彼を誘って出かけてみて!

『魔法の美術館 光と影のイリュージョン』とは?

【女子的アートナビ】vol. 32

西新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開かれている本展は、「見て」「参加して」「楽しむ」ことのできる体感型の展覧会。アーティスト10組による全17点の作品はどれもユニーク! 主にコンピュータを媒体として表現される新時代のアートをたっぷり体験できます。

まずは、「見て」楽しむ作品から!

小松宏誠《Lifelog_シャンデリア》(中央)、《Lifelog_グライダー》
小松宏誠《Lifelog_シャンデリア》(中央)、《Lifelog_グライダー》

本当に、どの作品も面白いのですが、私のお気に入りは、最初の展示室にある《Lifelog_シャンデリア》。ガチョウの羽根で作られた大きなシャンデリアが、展示室内の風をうけクルクルと回転する作品です。光と影が壁面に次々と映し出され、とっても幻想的☆

また、シャンデリアの左右にある《Lifelog_グライダー》もぜひご覧ください。

小松宏誠《Lifelog_グライダー》
小松宏誠《Lifelog_グライダー》

シャンデリアと同じガチョウの羽根で作られたグライダーが、上昇気流に乗ってずっと飛び続けています。妖精が飛んでいるみたいで、かわいいですよ~♪

カップルで行くと楽しさ倍増!

この展覧会は、やはりカップルで行くのがオススメ。私はひとりで出かけてしまったのですが、体感型アートなので、おひとり様ではちょっと孤独。

例えば、こちら《Pixelman》は、作品の前に立つと自分の体がドットで映し出されていくのですが、ひとりでポーズを作って自撮りしていると、妙にさみしい感じ……。

魔法ピクセル2

ちなみに、カップルで行くと、こんな↓感じで楽しく遊べます♪

2点ともに岡田憲一+冷水久仁江(LENS)《Pixelman》©kenichi OKADA+kunie HIYAMIZU(LENS)
2点ともに岡田憲一+冷水久仁江(LENS)《Pixelman》©kenichi OKADA+kunie HIYAMIZU(LENS)

また、《Immersive Shadow》も彼とトライすると盛り上がりますよ~! この作品は、見ている人の影とカラフルな玉が壁面に映し出されるのですが、なんと自分の影で玉をはじくことができるのです! こちらも、私はひとりでトライ。

ボールをはじきながら片手で自撮りしてみました
ボールをはじきながら片手で自撮りしてみました

結構ハマって、ひとりで遊んでしまいましたが、やはりカップルで行くほうが何倍も楽しめるはず。彼とトライすれば、遊びながら急接近できちゃうかも!?

2点ともに藤本直明《Immersive Shadow》©naoaki FUJIMOTO
2点ともに藤本直明《Immersive Shadow》©naoaki FUJIMOTO

普通の美術展は、展示されているものを見る受け身型ですが、『魔法の美術館』は今までにないタイプの参加型ミュージアム。しかも、撮影OK。なので、体を動かしたり、写真撮ったりしながら積極的に楽しんでみてくださいね!

Information

会期:~ 8月28日(日)
時間:10:00 ~ 18:00 ※入館は閉館30分前まで
会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
料金:当日一般 1,000円/大学生・高校生 600円/シルバー(65歳以上)800円/中学生以下無料

http://www.sjnk-museum.org