【モテアラサーに♡】 やり過ぎ厳禁! 30代からのデートファッションの掟 スタイリストのファッション恋愛術 #2
【スタイリストのファッション恋愛術】vol. 2
アラサーの “こなれデート服” って?
初デートはいくつになっても変わらずドキドキする♡ そして私の勝負服もいくつになっても変わらない♡ …なんていうワケにはいきませんよね。
10年経てば、顔立ちも雰囲気も肌馴染みする服の色も。全てが変化する上に時代の流行も目まぐるしく変化しています。そんなことは分かっているけれど…。具体的にどう服装を変えれば良いのかが悩みどころですよね。そこで、お洒落な30代女性の “こなれデート服” を分析してみました!
街コンに潜入!リアルアラサーのファッションとは
ライター・角は以前、街コンに潜入し、実態調査するという仕事を経験しました。ひとり分のさくらが入ることで、マジメに恋人候補を見つける男性陣には申し訳ないなぁとも思いつつも、街コンに参加する男性陣の行動や、女性の仕草、ファッションについて、しっかり観察。
参加していた街コンの年代は20代の若い子というよりは、ちょいアダルトなアラサー世代が多い印象でした。さぞや、ラグジュアリーなお姉様が多いかと想像していたのですが、良くも悪くも普通。そして何よりも目立っていたのは、参加者のほとんどの女性が似たようなファッションをしていたということ。
柔らかいシフォン系のブラウスに、ピンクや赤系のカーディガン、もしくはスカート。白のワンピースなど…いわゆるモテ服の代表例という着こなしが多かったのです。大人の女性らしい、コンサバティブだけど、柔らかい雰囲気の服装。でも、一方で甘過ぎる印象や服装と顔立ちがマッチしていなくて逆に老けて見える方も…。
俯瞰してみると…そこには量産型女子の実態が!
いざ、その場を俯瞰してみると…およそ7割ほどの女性は似たファッションに身を包んだいわゆる量産型女子が多く、これで男性は見分けがつくのかな?と疑問を感じるほど…! そして服装は人の性格を物語ると言われるように、似たようなモテ服に身を包む女性達は、街コンの場でも男性からのアプローチ待ちで会話も基本的に受動的な様子。
一方で一部、意志の強そうな女性もいました。男ウケなど関係ない、着たい服を着こなしています! そう語るようなモノトーンのレザーアイテムに身を包む女性は街コンという場所においても自分を崩さない姿勢がある意味、潔くて個人的にはとっても好感を持てましたが、男性の反応はややイマイチ…なご様子!
そんな中に輝きを放つリアルなモテアラサーがいた!
そんな中でひと際、男性の視線を集めていた女性がいます。その女性が身に付けていた服は決して男ウケを意識したものではありません。かといって近寄りがたい出過ぎた個性や高級感は感じず、程よいチラリズムのあるスタイリング。皆がふわふわのスカートを着ている中で、彼女の足の長さが一目で分かるスラリと長いスキニーパンツに、鎖骨が美しく見えるボートネックのトップス、さらさらストレートで長めのボブがとても印象が良く次々に男性が声をかけていくではないですか!
モテアラサーから見る、本当のモテ服とは
モテアラサーは、ほかにも数名いましたが、彼女達の服装は共通点はあれど、決して似ているということはなく、それぞれの魅力を活かした着こなしを楽しんでいた様子。
さて、その気になる共通点とは一体、何か。それは “自分の体型にマッチしたシルエット” と “ほんの少しのチラリズム” でした。長身の方は足が長く見えるワイドパンツを履きつつも、ヘアをアップスタイルにし、うなじを見せて男性が入り込みやすい明るさと隙がある装いを意識していたのではないでしょうか。
モテる人には、やっぱりモテるワケがある。そしてそれは服装にもしっかり表れているのですね! モテアラサーに倣い、私も自分の体の魅せどころと、程よい抜け感を上手く表現していきたいものです。