田代 わこ

スギョ~イ!さかなクン「アレをするだけで金魚が長生き!」

2017.7.12
7月10日、東京スカイツリータウン(R)のすみだ水族館で開かれたイベントに、さかなクンと現役女子高生タレントの井上咲楽さんが参加。金魚を長生きさせる裏技や正しい鑑賞法など、驚きの金魚トリビアが学べる “金魚教室” が開かれました!

すみだ水族館、夏のスペシャル企画!

すみだ水族館では、この夏館内の各展示エリアにてスペシャル企画「東京金魚ワンダーランド」と「水木しげる×すみだ水族館 水の妖怪トンネル」を期間限定で開催。この初公開を記念して、プレス向けイベントが開かれました。

さかなクンと井上咲楽さんが登場!

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イベント会場は、館内の「東京金魚ワンダーランド」エリア。金魚の展示を見ながら、お二人が現れました。

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魚類研究家で、東京海洋大学名誉博士・客員准教授の肩書をもつさかなクンは、おなじみの帽子姿で登場。

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眉毛がチャームポイントの女子高生タレント、井上咲楽さんは、夏らしい金魚柄の浴衣姿。クラゲをイメージした髪型で、頭にはかわいい目玉おやじのぬいぐるみを乗せています。

魚に詳しいオリックス水族館株式会社執行役員の下村実さんも加わり、“金魚教室” がはじまりました。

金魚の正しい鑑賞法は?

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“金魚教室” では、さかなクンと下村さんが先生役となり、金魚の歴史や魅力を井上さんに次々と伝授。思わず「へぇ~」とうなるようなトリビアネタもありました。せっかくなので、金魚教室で学んだポイントをまとめてお伝えします!

・そもそも金魚は、昔中国で発見されたフナから品種改良されたもの
・いろいろな種類の金魚がいるが、学術的には一種類
・金魚は、もともと上から見るためにつくられた魚なので、鑑賞するのも横からではなく上からがベスト

ちなみに、さかなクンは長いこと猫と金魚を一緒に飼っていた時期があったとのことで、「うちの猫ちゃんは金魚ちゃんに全然(悪さを)しなかったですよ」と発言。現在、猫と暮らしている井上さんも「食べられちゃいませんか~?!」と驚いていました。

縁日の金魚でも10年以上生きられる!

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続いては、金魚の寿命についてのレクチャー。

さかなクン 大切に飼育すれば10年20年、長ければ、記録としては40年ほど生きられます!

ギョギョギョ~! 金魚がそんなに長生きできるなんて、知りませんでした! もともとフナは長生きする魚なので、金魚でも大事にすればけっこう長く生きられるとのこと。でも、お祭りの「金魚すくい」でとってきた金魚は、家に持ち帰るとグッタリしてしまう場合も多いですよね。そこで、縁日の金魚を長生きさせるための裏技も教えてくれました。

・「金魚すくい」では大量に持ち帰ると弱りやすいので、1~2匹にとどめておく
・金魚を持ち帰る袋の水を(金魚を入れる前に)バシャバシャと振り、空気をいっぱい含ませておく
・金魚すくいの水の温度は結構ぬるいので、自宅の水槽の温度もそれに合わせておく(急激な温度や水質の変化はNG)

井上さんも「意外と簡単な方法で、金魚が長生きできるようになるんですね!」と感激していました。

金魚の飴細工も生披露!

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続いて、「浅草 飴細工 アメシン」代表の手塚新理(てづかしんり)さんが登場され、金魚飴細工の実演を生披露! 最初は真ん丸だった飴があっという間に繊細な金魚に変身していく様子に、ゲストも取材陣も感嘆の声をあげていました。

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館内では、今回のイベントのために制作した10種の金魚の飴細工が展示されています!

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最後に、サプライズで井上さんに飼い猫 “みそ” ちゃんをモデルにした飴細工がプレゼントされました。

井上さん すごくうれしい~! うちの “みそ” にそっくりです! お部屋に飾ります!

最後に、お二人からひとこと!

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さかなクン 金魚は私たちに愛されるために生まれてきたお魚です。金魚を見ていると美しいな~かわいいな~水の中って素敵だな~といろいろなことを考えさせてくれると思います!

井上さん いろいろな種類の金魚が見られて、サプライズで “みそ” ももらえて、金魚の知識を知ることができてすごく楽しかったです!

東京金魚ワンダーランドへ!

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イベント終了後、館内のスペシャル展示エリアを見学させていただきました。まずは、「東京金魚ワンダーランド」から。全長100メートルもある金魚展示エリア「江戸リウム」に約20品種、約1000匹もの色彩豊かな金魚たちが美しく泳いでいます。頭上には、約150個の金魚ちょうちんが光り、とっても幻想的! 浴衣を着て遊びにくるのにぴったりですね。

ゾクッとする「水の妖怪トンネル」

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続いては、かわいい金魚展示から一転して、ゾクッと背筋が寒くなる展示エリア「水木しげる×すみだ水族館 水の妖怪トンネル」を見学。すみだ水族館でも人気の「クラゲ万華鏡トンネル」が、水木先生の妖怪で演出されています。

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クラゲ万華鏡トンネルは、約5000枚の鏡で囲まれた長さ約50メートルのスロープ。トンネルの壁には、いくつものクラゲ水槽がはめこまれています。

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薄暗い展示室は、まるでお化け屋敷。おどろおどろしい妖怪の映像やイラストを背景に泳ぐクラゲたちの姿は、火の玉のようです。雰囲気ある照明や音響効果に加えて、特別なアロマも演出に使われているとのこと。取材した日は猛暑日でしたが、この空間に入ると一気に夏の暑さを忘れてしまいました。

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「東京金魚ワンダーランド」と「水の妖怪トンネル」を楽しんだあとは、ぜひ5階のペンギンカフェへ。ここでは、1日20食限定の「目玉おやじの目玉パフェ」(税込500円)が期間限定で登場しています。見た目はちょっとグロテスクですが、牛乳プリンとソフトクリームにベリーもトッピングされ、かなり美味。

インスタ映えする写真を撮りたい場合は、「金魚ソーダ~金魚鉢付き~」(税込750円)がおすすめ。フルーツカクテルとベリーが入ったさわやかなドリンクです。かわいい金魚鉢型の容器は、持ち帰ってもOK! 縁日やお祭りの「金魚すくい」でとった金魚を飼うのにも使えますね!(※なくなり次第終了)

夏にぴったりの楽しい展示が盛りだくさんのすみだ水族館、ぜひ遊びに行ってみてくださいね!

以上、すみだ水族館のイベントレポートでした!

Information

「東京金魚ワンダーランド」
期間:7月10日(月)~8月31日(木)

「水木しげる×すみだ水族館 水の妖怪トンネル」
期間:7月15日(土)~9月10日(日)

すみだ水族館の公式サイト