西田 彩花

手軽に脱おばさん! イヤな部分を隠すアラフォー向けベースメイク術

2017.12.12
いつまでも若々しくいたいというのは、女性の永遠のテーマでしょう。しかし、人は平等に年齢を重ねていくものです。キレイな肌は若々しさの象徴。おばさん顔にならない、アラフォーのあなたのためのベースメイク術をご紹介します。

気になる肌のアラ…今までのメイクだとカバーし切れていないかも!

年齢を重ねると、肌のアラが気になってきますよね。20代のときはみんなツヤやハリがある肌だったのに、アラフォーになってくるとキレイな肌をキープしている人とガタがきてしまう人とにわかれます。若い頃のスキンケアなどが肌に出てくるんですよね。

キレイな肌をキープしている友人を見ると、なんだかため息が出てしまいそう。鏡に写る自分は、小ジワやくすみ、ほうれい線なんかがあって老けて見えてしまう…。だけど、昔のことを悔やんだり諦めてしまったりしてはいけません。そういったアラが気になってくるお年頃だからこそ、ベースメイクに工夫をするべきなのです。

20代の頃と同じように、ファンデーションを塗ってコンシーラーでサッとカバーして…といったベースメイクで済ませていませんか? それって実はおばさん顔に見せているかも! アラフォーだからこそ、アラフォーに合ったベースメイクをして若見えな仕上がりにしたいですね。

化粧下地選びが大事だった! ファンデーションは××タイプがオススメ

肌のアラが気になるからと、ファンデーションを重ね塗りしていませんか? 厚く塗ったファンデーションは、おばさん顔の原因に。さらに、化粧崩れしやすくなってしまうという難点もあります。肌のアラは、ファンデーションでなく化粧下地とコンシーラーでカバーするのが正解なのです。

今は、化粧下地も優秀なものがたくさん出ています。自分の悩みに合ったものを選ぶと、厚塗りせずに肌のアラをカバーできますよ。透明感がないと感じる方は ”くすみ対策” ができる化粧下地を選びましょう。ツヤが出るタイプや小ジワをカバーするタイプ、毛穴をカムフラージュするタイプなど、さまざまな種類があります。肌悩みに合った下地でアラをカバーし、ファンデーションの厚塗りを防ぎましょう。

また、アラフォー世代のファンデーションはクリームタイプがオススメです。カバー力がありながら、乾燥対策もできるからです。適度なきちんと感が出るので、フォーマルなシーンにも使えます。リッチな感触が、メイクをもっと楽しくさせてくれそう。クリームタイプのファンデーションは少量でもカバー力があるので、つけすぎないように注意してくださいね。薄くなじませていくのが若見えのコツです。

顔の凹凸は光でカバーする! ハイライト効果があるコンシーラーを使おう

小ジワやほうれい線などは、顔に凹凸ができるものですよね。こういったアラは、光でカバーするようにしましょう。ハイライト効果のあるコンシーラーを使うと良いですよ。

具体的なカバーの仕方は意外と簡単です。くぼんだ部分にコンシーラーをライン状に塗っていき、指でポンポンとなじませるだけです。このとき、コンシーラーを広げないように注意してくださいね。その上からフェイスパウダーを軽く叩くと自然な仕上がりになりますよ。

この方法は、小ジワだけでなく額の横ジワやゴルゴラインにも応用できます。気になる凹凸は、光の力を借りてみて。

シミやくすみは色でカバーする!丁寧なコンシーラー使いが肝

若い頃気にならなかったシミやくすみも、アラフォーになってくると目立ってきます。肌色に問題が出てきてしまっている場合は、色みが強く出るコンシーラーを使ってみましょう。

まず、シミは大きめか小さめかで塗り方が異なります。小さいシミは、コンシーラーをブラシに取って、点を置くようにしてみて。点をいくつか置いたら、ファンデーションを塗ったスポンジで軽く押さえます。大きいシミの場合は、ブラシを寝かせてシミよりひと回り大きくコンシーラーを塗ってください。塗った輪郭のみをボカして、スポンジで押さえましょう。濃いシミにはオレンジ系のコンシーラーが良いですよ。

次に、くすみのカバーの仕方です。目元や小鼻、口角のくすみは、疲れて見えてしまいがちなので、きちんとカバーしましょう。コンシーラーを指の腹に少し取って、くすみが気になる部分にフィットさせます。くぼんだ部分にもちゃんと塗るようにして。なじんだら、フェイスパウダーで押さえましょう。

諦めないで! ベースメイクを工夫して輝くあなたに

アラフォーのベースメイク、こんなにも工夫するべき点があります。肌のアラが気になるからこそ、しっかりと力を入れたいものですね。いつもなんだかおばさんっぽいと感じていた原因は、メイク方法にあったのかもしれません。ベースメイクを変えてみて、活き活きと輝くあなたになりましょう!

さて、次回はアラフォー向けのアイメイク術をご紹介します。この年齢だからこその悩み、メイクで解決しましょう。