【渋谷でベルギーデート♡】女子好みのアート&ワッフルも♪『ピエール・アレシンスキー展』
『ピエール・アレシンスキー展』とは?
【女子的アートナビ】vol. 44
本展は、ベルギー出身の画家、ピエール・アレシンスキー(1927~)の日本初となる本格的な回顧展です。彼がアートシーンに登場した1940年代末から最新作までの油彩や版画、水彩画など約80点が展示されるほか、日本との深い関わりについても紹介されています。
ざっくりアレシンスキー
アレシンスキーはベルギーのブリュッセル生まれ。市内の美術工芸学校で挿絵や製本、活版印刷を専攻した後、独学で絵画をはじめます。20歳で初個展を開催。さらにパリ移住後には前衛書道と出会い、日本に滞在して書家とも交流を深めます。その後、アレシンスキーは書道の技法などを絵画に生かし、独自の作品スタイルを確立。90歳近い現在も、作品を発表しつづけています。
作品は女子好み♪
アレシンスキーの作品については、「具象画のような抽象画」などと解説されています。ちょっと難しそう……と思ってしまいますが、とにかく実物をご覧ください。
例えば、壁一面を使って展示されている《ボキャブラリーI-VIII》という作品は、見た瞬間、鮮やかなブルーに心を奪われます。屏風状の作品には、火山や車輪などアレシンスキーが頻繁に使うモチーフが描かれています。その絵にはなんともいえない味わいがあり、ずっと眺めていたくなるような不思議な魅力があります。
また、円形の作品《デルフトとその郊外》もステキですよ~! 巨大なCDのような形をした作品で、縁の部分には建物の絵などが描かれています。
この作品は、画家が80歳を過ぎてから描かれたとのこと。絵の雰囲気も形もかわいくて、まさに女子好みのアートです。
ベルギーといえば、ワッフル♪
展覧会の会期中、Bunkamura館内のレストラン『ドゥ マゴ パリ』ではコラボレーションが展開され、ベルギーの郷土料理やビールを楽しめます。
また、Bunkamura1階のロビーラウンジでは、「ワッフルアラモード」を食べられます!
ぜひ、大人の渋谷デートに使ってみてくださいね!
Information
会期:~ 12月8日(木)※会期中無休
時間:10:00 ~ 19:00(金・土曜日は21:00まで) ※入館は30分前まで
会場:Bunkamuraザ・ミュージアム
料金:一般 1,400円/大学生・高校生 1,000円/中学生・小学生 700円