【気分はプリンセス!】チェコで一番美しいフォトジェニックなお城に行った!
おとぎ話にいるようなインスタ映え写真が撮れる
今回訪れたフルボカー城。このようなリアルおとぎ話にいるようなインスタ映えの写真も撮れます! そんなおすすめのフルボカー城に行く前に、まずはエネルギーチャージ。この町でのんびりできるおすすめホテルをご紹介しますね。
コンパクトなフルボカーの町でホテルライフを満喫
まず、このお城に行くにはフルボカーという町に行きます。フルボカーはチェコ・プラハからチェスケー・ブディェヨヴィツェにバスか鉄道で約2時間半〜3時間ほど。そこからローカルバスに25分〜40分ほど揺られて到着します。平和な空気が流れるとてもコンパクトな町なので、お城観光だけでなくゆっくり1泊ほどして周辺の町散策をしたり、のんびり過ごすのもおすすめです。
午後に到着した私。まずは予約していたホテル『HOTEL PODHRAD』にチェックインしました。1日目はお城観光も閉館ギリギリだったのでゆったりと過ごすことに。
テラス付きのレストランも併設されているのでお食事も楽しめます。ワインクーラーにはびっしりとワインが並べられていて、おいしいお肉料理とワインやチェコ名産のビールもいただけます。
広々としたお部屋は座るだけでフォトジェニック
お部屋もとても広々。ヨーロッパな家具が配され、気品が漂います。
座っているだけでどこかフォトジェニックになるのはオシャレなお部屋だからこそ。
ベッドも広く寝心地抜群でした。私が滞在したお部屋はもうひとつベッドがあったのでカップルだけでなくファミリーでの滞在にもおすすめです。バスタブも大きいものがあり、ヨーロッパではなかなか浸かれなかったお風呂タイムは本当に至福の時でした!さらに!
ジャグジーやプールなど癒し空間
ジャグジーやプール・サウナが無料で1時間利用できるサービスもついています。コンパクトな町だからこそのんびり過ごしたい。駆け足で巡ってきてクタクタのヨーロッパの旅に癒しタイムをくれる設備の整った素晴らしいホテルです。
朝食のビュッフェも種類豊富でとてもおいしいです。チェコにきてからパンとチーズ、ハム、パテ、ヨーグルトは日々の食事に欠かせないものとなりした。
ロマンティックなお城へ
フルボカーの町でホテルライフを満喫してエネルギーを蓄えたら、2日目はいざ、白亜のお城へ! 見えてきました。緑の大きなガーデンに映える白いお城、フルボカー城です。
光が差し込み、とても美しい外観です。ヨーロッパ放浪歴は約4か月と今までもさまざまなお城を見てきましたが、「これぞお城!」という形と色をしています。
フルボカー城は13世紀以降、歴代ボヘミア王が所有したそうですが、それ以前のことはわかっていないという謎の歴史をもつお城です。17世紀から19世紀まではドイツの有力貴族の手に渡り、2度の大きな改築でイギリスのウィンザー城をモデルにネオゴシック様式に改築されるなど現在の姿になったそうです。
内部はガイドツアーのみで見学可能です(170~250KC)。
外観の白色からは想像もつかないきらびやかな内装!
© Petr Dubsky
なかに入るとそのきらびやかさに目がくらみます。落ち着いた白色をイメージしていたら、そこはまったくの別世界。メルヘンで立派な家具や数々の高価な美術品がたくさん飾られているんです。
このお部屋は壁にたくさんの高価な陶器のお皿が飾られていました。見たこともない数と美しいお皿に「何? このお皿のお部屋は?」と入った瞬間驚きました。城内は当時の貴族が所有していた姿が保たれているそうで、歩いているとまるでプリンセスになったかのよう。ダイニングや寝室、待合室など何室もの見学が続きます。
© Petr Dubsky
シャンデリアや肖像画などまるで美術館のようですよね。チェコのお城では艶やかな木彫りの装飾が多く、特にフルボカー城はその装飾の細かさやデザインが素晴らしかったです。また、一番印象的だったのは長さ30m近い広いお部屋にずらりと古書や地球儀が並ぶ、図書室! ここも圧巻なのでぜひみてもらいたいところです。
ツアーの出口はやはり真っ白で光さす優美なスペース。この外観と内観の違いのインパクト・コントラストがおもしろい! さすがチェコで一番美しいと言われるだけあります。
数々の名所を持つチェコで一番美しいお城、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
Information
HOTEL PODHRAD
https://www.hotel-podhrad.cz/en/
1泊約7000円〜(時期や部屋タイプによって異なります)