【アラームで起きてはいけない!?】冬の寝起きアップの秘訣!“スッキリ起床” 6つのコツ【動画】

文・小林麻利子 — 2016.12.2 — Page 1/2
すっかり寒くなり、朝晩の気温はひとケタが当たり前となりました。朝、スムーズに起きられていますか? 今回は、冬の朝でもスッキリ起床できるコツをお伝えします!

【美人の作り方MOVIE】vol. 13

もっと布団のなかにいたい!

寝起きが悪いことが「ふつう」になっていませんか? 寒い冬は余計に起きるのが億劫になることでしょう。でも、少し工夫することで寒い冬の朝でもスッキリ起床することができるようになります。そこで今回は、ナイトケアアドバイザーの小林麻利子が、寝起きスッキリのコツ6つをご紹介します。

寝起きスッキリのコツ

①睡眠時間は必ず確保する

アメリカで発表された100万人以上の追跡調査によれば、健康に支障をきたさない睡眠時間は6時間半~8時間未満。人によっても最適睡眠時間は違いますが、6時間半未満の睡眠時間で睡眠に不満がある方は、単純に足りていないため、就寝時刻を早めるなど、工夫をしてください。以下、寝起きアップ方法をご紹介しますが、睡眠時間の確保は基礎中の基礎ですので、睡眠時間は必ず確保するようにしてくださいね。

②起きなければならない時刻よりも10分遅くアラーム設定をする

「一度で起きられないから」と、起床したい時刻よりも数十分前にアラーム設定していませんか? はじめのアラーム音で一瞬でも目覚めた時点で、その晩の睡眠時間が決まってしまうため、単純に睡眠時間が短縮されてしまいます。本来ならもう少し眠っていられるのに早い段階で起こされるわけなので、その分「損」であると言えますね。

アラームは、遅刻を防ぐために念のため設定するくらいのものと考え、起床時刻のおよそ10分後にアラーム設定をし、そのぶん早く就寝するようにしましょう。

③スヌーズ機能を絶対に使わない

通常深夜にしか出現しない深い脳波が、朝の二度寝で出現することがわかっています。つまり、スヌーズ機能で起こされることは、深夜2時に無理やり起こされていることと同じ!スヌーズ機能を使用すると、5分後にまたアラーム音が鳴るからと……とつい、当たり前のように二度寝をしてしまいがちですが、スヌーズ機能は寝起きの悪さの元凶なので、使用しないようにしましょう。

④日の出の前に起きない、起床が必須なら工夫

光と朝食によって、私たちの体内時計がリセットされ、活力のある1日を過ごす幕開けとなりますが、仕事などで日の出(東京であれば12月1日で朝6時32分)の前に起きている方は、それだけ体内時計がずれてしまうため、当然寝起きも寝つきも悪くなります。

可能であれば起床時刻は、日の出の時刻が遅くなることに合わせて、後ろにずらすことをおすすめします。それができなければ、これ以上体内時計が後ろにずれないように、夕飯は就寝3時間、可能であれば4~5時間前(一度に食べることができなければ、夜ごはんを2回に分ける)、就寝2時間前から部屋の照明を暗めに設定したり、1時間前からはスマートフォンやTVなどのブルーライトの光は見ないように気を付けましょう。

また、起きてから最低2時間以内に、高照度光を浴びることができる装置を用意するのもよいでしょう。

⑤起床時刻前にエアコンをつける

冬の寝起きの悪さは、単純に部屋が冷えすぎているということも原因としてあります。起床時刻前に暖房器具を付けるなどして、お布団からスッと出られるよう部屋の環境を整えるようにしましょう。