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会社を辞めて、こうなった。【第14話】 盗難に合い、格闘する。

2015.4.28 — Page 1/2
サンフランシスコの街中では、携帯を使わない、持たない。これは鉄則です。iPhoneなんて路上で使ったら、一発で盗られますから! 本当、気をつけて。そんな筆者・土居が、ついに、やられました!

長年勤めた出版社を辞めて、なんの保証もないまま単身アメリカに乗り込んだ女性が悩みながら一歩一歩前進して、異国の地で繰り広げる新鮮な毎日を赤裸々にレポートします。

 

【第14話】盗難に合い、格闘する。

サンフランシスコの街中では、携帯を使わない、持たない。これは鉄則です。iPhoneなんて路上で使ったら、一発で盗られますから! 本当、気をつけて。

そこでいつものようにカバンの中に携帯を潜め、バスを待っていました。

場所はサンフランシスコの大通りMarket street×6th streetあたりのバス停。すると突然です! アフリカ系アメリカ人の男性(歳の頃は40〜50代)が私のカバンの中に手を突っ込んできて、買ったばかりのiPhone6と財布を盗ったのです。奪い返そうと格闘の末、手を軽く負傷。走り去っていったので2ブロックほど“Please stop him!”(彼を止めてーー)と叫びながら、追いかけました(残念ながら、誰も止めてくれなかったけど。その理由は、彼が銃やナイフを持っているかもしれないからだそうです)。

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「しつこいなぁ、面倒臭そうだな、このアジア人」とでも思われたのでしょうか、途中でクレジットカードやら銀行のカードなどを落としていきました。そこでそれらは無事確保。けれども携帯やら鍵やらは盗られてしまいました。その後一部始終を見ていた人が警察に通報し、彼と一緒に何が起こったのかを説明。「本当によくあることなんだよ。気の毒に…」と警官や周囲の人達に言われ、とにかく悲しかったです。ちなみにこういうときにみんな、「I’m sorry…」といいますが、この場合は「ごめんなさい」と謝っているのではなく、「お気の毒に…」というニュアンスです(みんなよく使います)。

「お気の毒に…」の国

次に、まずは個人情報を消さねばとApple Storeへ行き、すべての携帯情報を消しました。購入時の保険は盗難には適用されないとのことで、必要なら再び新しいものを買い直さないといけないとのこと。ここでも店員さんがお決まりのフレーズ「I’m sorry…」。「あーあ」と思いつつも、この場合のI’m sorryはどちらのニュアンスも含むなぁと思いました。

その後、携帯キャリアのMetroPCSに事情を説明しに行くと、「中古のiphone6が今なら税込み599ドルで販売できるわよ! 今日だけの特別よッ」と言ってきます(だいたいいつも今日だけと言って売り込んできます)。「しかしこれもおそらく盗難品なんでしょうねぇ…」と思いながらも背に腹は変えられないと購入しようかなと「で、64GBあります?」と聞いたら「ある! ある!」と。「購入前に確認できます?」と言ったら、「う〜ん、購入後には確認できるわよ!」となんだか胡散臭い…。「購入前に確認できないと購入できません」と言ったらしぶしぶ確認しはじめ、16GBということが判明。あー、危なかった。危なかった。また騙されてお金を失うところだったよ。そう私はサンフランシスコという街を飛ぶ1羽のネギを背負ったカモなのです。ピューピュー(こちら、カモの鳴き声。イメージと違いました?)TOEFL頻出単語的に言えば、この街のそこかしこに捕食者たち(Predators)が居て、私はその格好の餌食(Pray)ってこと。(※ここでの文法的な注意点は、Predatorは可算名詞なので冠詞(a)がつけられ&複数形にもできますが、Prayは不可算名詞なので冠詞もつかず、複数形にもなりません)

ようやく2か月間勉強に集中できる環境になってきたと思ったらコレですよ。

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