会社を辞めて、こうなった。【第12話】 英語がわかり始めた意外なきっかけ。

2015.4.5 — Page 3/3

なりたい自分を考える。

サーフブランドのパーティーに誘われて。異空間でした。
サーフブランドのパーティーに誘われて。異空間でした。

最後は疲れたら、寝る。これに限ります。私の場合は睡眠時間を削って勉強したところで、翌日全然授業に集中できないことがわかりました。眠いと能率がガクンと下がるんです。そこで、暗くなるまでの時間を効率的に使い、夜はゆったりと過ごすことにしました。“うさぎと亀”方式です。焦らず、マイペースにコツコツと。すでに他のクラスメイトに比べて、十分遅いスタートなんですから。今さら焦ったところで意味がナイ!

こちらで英語の勉強をしていると、自分のことがよく分かります。日本で編集者だったというプライドにしがみついている自分。必死になりすぎると、余裕がなくてちっぽけな人間になってしまう自分。でも逆境に対しては、意外とタフなところがある自分…など。英語の勉強をきっかけに自分の生き方を見つめなおさせてもらっているような気がします。だから、嫌な出来事と良い出来事の両方がありますが、やっぱり思い切ってこちらに来てみてよかったなと思います。

いつも寝る前に「どういう人になりたいのか」と再考するんです。私がなりたいのは、「側にいたら、なんか気持ちいいな」と思われる人。何をやっているかはその次の話です。言ってしまえばそんな人になれたら、何をやっていてもいいんです、正直な話。だからそこを見失わないようにしたいです。

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左肩、心霊写真じゃありません。クラスメイトと。
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PROFILE
土居彩
編集者、ライター。14年間勤務したマガジンハウスを退職し、’14年12月よりサンフランシスコに移住。趣味は、ヨガとジョギング。ラム酒をこよなく愛する。目標は幸福心理学を学んで、英語と日本語の両方で原稿が書けるようになること。