カメラ業界の錦織圭!? Nikonイケメン社員にオムライスの撮り方を教えてもらった。

写真・森山祐子 — 2016.8.20 — Page 2/3

というわけで、Nikonから発売中のレンズ交換式デジタルカメラ「Nikon 1 J5」を使ってオムライスをおいしく撮るコツを教えてもらうことに。

がんばるぞ!
がんばるぞ!

コツその1:色合いはあたたかく!

平松 1つ目のポイントは、色合いです。「ホワイトバランス」から、色味を調整しましょう。
中村 ホワイトバランスってなんですか?
平松 被写体に当たる光の種類に応じて変わる色味を調整して、白いものを白に近い色に仕上げる機能です。
中村 なるほど。いろんな種類がありますね。

ボタンをカチカチと回して好きなモードを選択。
ボタンをカチカチと回して好きなモードを選択。

平松 試しに「晴天日陰」と、「蛍光灯」で撮り比べてみましょう。
中村 はい!

さて、どんな風に撮れるかな…?
さて、どんな風に撮れるかな…?

平松 どうですか?
中村 わ〜、全然違う! 

お料理に青い光はNG(中村撮影)
お料理に青い光はNG(中村撮影)

平松 お料理の写真に青い光はNG。あたたかみのある光の方が、おいしそうに撮れるんです。
中村 並べてみると、一目瞭然ですね!
平松 光の見極めが難しいという人は、「オート」に設定。そうすれば、カメラが光を読み取って、一番適したバランスに仕上げてくれますよ。

コツその2:シズル感を出すには、あえての逆光で!

師匠、続いてのコツは…!
師匠、続いてのコツは…!

平松 次のコツは「光」です。人を撮るときは逆光を避けますが、お料理を撮るときには逆光がオススメです。
中村 え、本当ですか?
平松 試しに、窓の方にレンズが向くようなアングルで、撮ってみてください。

窓の光をバックに撮影。
窓の光をバックに撮影。

中村 こんな感じかな?
平松 見比べてみましょうか。

目で見た通りのぷるぷる感が出た!
目で見た通りのぷるぷる感が出た!

中村 お。逆光で撮ると、オムライスの立体感が出ますね。
平松 卵のとろっとした感じが際立って、写真にシズル感が出るんです。
中村 勉強になります…!!
平松 はい! では次のコツッ!!
中村 (あれ、だんだん熱血系になってきた…!?)