【モテるクイズ】Instagramでモテる投稿は次のうちどれ? Q24

文・白武ときお絵・おほしんたろう — 2017.4.6

解けば解くほどモテるクイズ。あなたは正解できますか? 毎週1回公開予定

演出力に関するクイズ　
【恋愛偏差値６８レベル】

Q．Instagramでモテる投稿は次のうちどれ？

１．＃若かりし頃の私
２．＃マイブーム　＃自炊　＃りかsキッチン
３．新しい食器をお迎えする
４．キックボクシング後の汗ばみショット

シンキングタイム！

《傾向と対策》

「Instagram」はSNSジャンルでも頻出問題。ツイッターは文字の勝負でしたが、インスタは写真が命。前にも増して、かわいい子がさらにモテる世界へと突入しているのです。

いくらインスタ映えする写真を撮影したって、かわいい子の何気ない写真1枚にみんなは、世界は、熱狂するのです。かといって、載せたい写真も載せられないそんな世の中じゃポイズン。では、どうするのか。

《解答》　正解は1の「＃若かりし頃の私」です。

《解説》

2．＃マイブーム　＃自炊　＃りかsキッチン

マイブームを投稿するのは、男性も話題にしやすいのでどんどん発信していくべきです。自炊投稿も、頻繁だとしんどいですが料理能力はどんどんアピールしていくと良いでしょう。では、なぜこのハッシュタグが不正解なのか。

問題は「＃りかsキッチン」の箇所です。「＃りかごはん」「＃りかめし」「＃りかレシピ」など、自分の名前を入れたシリーズを展開していると、その自意識過剰ぶりにオリーブオイルをがぶ飲みしたかのような胸焼けを起こしてしまうでしょう。

コーデ紹介も同様に、自分の胸に手を当てて「わたしはタレントですか？」と自問自答してから、投稿するようにしましょう。

3．新しい食器をお迎えする

インスタの中だけで独自の発達を遂げたお言葉。欲しかったものを購入した際、「買った」ではなく「お迎えした」と言い換える言語センスは、男性からするとついていけません。

新作コスメをお迎えして、新しい季節の到来を慈しむ手口や、フライングゲットのお迎え報告にも、男性はメディチ像ばりに白目をむいているので気をつけたいところ。

4．キックボクシング後の汗ばみショット

霊長類ヒト科最強女子を目指しているわけでもないのに、なぜ女子はキックボクシングに通うのか。それは秘められたる闘争本能が備わった男性脳の持ち主だから。

ただ健康のことを考えるなら人のことを蹴るスポーツなんて選ばないはず。眠りし戦闘民族の記憶が、徐々に目覚めつつある証拠。男性はその予感を誰よりも察知します。自分の浮気がバレればハイキックでこめかみを狙われて失神する光景が見えるので、恋愛対象外にされてしまいます。

1．＃若かりし頃の私

若かりし頃の自分をアップしている女性を見て、「痛いな」と思うかもしれませんが、男性は全く思いません。むしろ「あれ、こんなにかわいかったんだ」と、ポジティブに受け取ってくれます。

男性はそれが今か過去なのかは関係なく写真に対して「かわいい」と思ったら、連絡したくなる生き物です。ルックスのピークは照れずに見せていく必要があります。

しかし、それがあまりにも劣化が激しいと通称「オスメント効果」が生じてしまいます。シックスセンスの頃のオスメント君はかわいかったけど、大人になったらずんぐりむっくり。リアル地獄のミサワを思わせるアゴまわりの輪郭。今と昔が違いすぎると、悲壮感が漂い嘲笑の的にされてしまいます。

現在の3割り増しくらい、調子が良ければこれくらいかわいい日があるんじゃない？というレベルを抑えておきましょう。

《総評》

インスタグラムには危険がいっぱい！自分の細さのためなら時空をゆがませていく「ダリ系女子」や、足を体のバランスからは信じられないくらい伸ばす「ルフィ系女子」も信用がなりません。

インスタグラムの投稿から、計算の匂いがすると男性は冷めます。くれぐれも、偶然に、自然に、天然な写真であることを装って男性を騙し切りましょう。

文・白武ときお

1990年京都府生まれ／放送作家／担当番組：日テレ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけない科学博士24時」YouTube「Ａマッソのゲラニチョビ」LINELIVE「さしめし」「アツシメーカー」テレ東「吉木りさに怒られたい」など／Twitter　＠TOKIOCOM

絵・おほしんたろう

1985年佐賀県生まれ。九州大学卒業。2009年にワタナベエンターテインメントに所属し、お笑い芸人に。2014年からTwitterにイラストネタをアップし、話題を集める。現在、TVQ九州放送にて冠番組「おっほ～ゴッホみたいに言うな!!～」放送中。Twitter　@ohoshintaro

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