【“90分ごとの起床” は迷信!?】 美脚も叶う「睡眠質UPエクサ」【動画】
【美人の作り方MOVIE】vol. 10
90分おきに目覚めるとよい!?
一度や二度は聞いたことがある、「90分おきに眠りが浅くなるから、90分ごとに目覚めると良い」という神話。なるほどと、4時間半睡眠、6時間睡眠、7時間半睡眠となるように目覚まし時計を設定された方も多くいらっしゃると思います。
でも実は、それは「余計に寝起きを悪くする考え方」! 今回は、ナイトケアアドバイザーの小林麻利子が、正しい睡眠周期の考え方と、長く続かない睡眠にお困りの方の対策をご紹介します。
正しい睡眠周期って?
1.70~100分周期で睡眠が繰り返されている
先述の通り、全ての方が90分周期で繰り返されているわけではありません。例えば、深い睡眠であるノンレム睡眠は、60~70分。夢を見ることが多いレム睡眠では10~30分出現すると言われています。それらを合わせて70~100分の睡眠が、一晩のうちに4~5回出現します。
このように、睡眠周期は人によって幅があるため、一概に90分周期とは言い切れないのです。また、ノンレム睡眠の中でも最も深い徐波睡眠は全ての方に平等に出現するわけではなく、出現しない場合は、この睡眠周期の規則性が表れない可能性があります。そのため、90分ごとに起きる方がいいという神話は、「ウソ」ということになります。
自分に必要な睡眠時間は、自分で見つけましょう!『美人の作り方」過去記事(コチラ )では、最適な睡眠時間の探り方をご紹介していますので、寝起きが最高に良くなる最適睡眠時間を設定してくださいね。
2.途中で何度も目覚めてしまうときは……
せっかく最適睡眠時間を計算しても、寝ている途中に起きてしまったり(中途覚醒)、設定した起床時刻よりも数時間前に起きてしまったり(早朝覚醒)と、設定した睡眠時間を継続できない方も多くいらっしゃいます。
日中の過ごし方やストレスなどさまざまな原因がありますが、簡単にできる対策は体温のコントロール。体温が低下しすぎた状態や高すぎる状態よりも、体温が低下しつつあるタイミングでお休みする方が、睡眠持続時間が長くなることが分かっています。そして、その体温低下の傾斜角度が大きければ大きいほど深い睡眠が出現しやすくなります。
体温傾斜を大きくするためには、それまでに体温を上げておく必要がありますね。体温を上げる一番簡単な方法は、入浴。シャワーではなく、1年中お風呂に浸かるようにしましょう。
入浴で、体温が上がると、自律神経の働きで深部体温を下げる方向に働きます。熱くなった血液が端へ端へと伝わり、気化熱として放熱させることができるので、夜のお風呂はとっても有効なのです。
ただし、入浴時刻はとっても大事。時刻が早すぎたり遅すぎたりすると眠りに適した体温になりません。まだまだ暑い今の季節であれば就寝1時間~1時間半前くらいにはお風呂から上がるようにするとよいでしょう。
また、寝る前だけでなく、日中の体温上昇もとても大切です。次は、仕事中にできる、ながら運動をご紹介します。
良い眠りに必要な体温上昇は日中の運動が不可欠
3.カモメの内ももエクサ
寝る前の対策も重要ですが、日中の体温上昇もとても大切です。仕事中、デスクの下でながら運動を行ってみましょう。今回ご紹介するアニマルエクサは、「カモメの内ももエクサ」。骨格筋を活動させることによる体温上昇だけでなく、美脚にも繋がります。
ほっそりとした脚を作るには、太ももの外側ではなく、内側の内転筋群を活動させることが大切です。膝を上げ下げするので、内転筋だけでなく、腸腰筋も鍛えることができるので、姿勢の維持にも繋がります。
①椅子に軽く腰掛け、膝と足を閉じて足裏を地面にべったりとつけます。膝の角度は90度にし、姿勢を正します。手は椅子に添えておきましょう。
②両膝は近づけたまま、その場で足踏みをします。内ももの筋肉がピリピリするまで続けましょう。
カモメは餌が欲しいとき、足踏みをするそうですよ。カモメをイメージしながら楽しく運動を行い、よい眠りを得てくださいね!
お知らせ
生活習慣改善サロン『Flura』(六本木駅3分)では、女性限定でパーソナルボディトレーニングの体験レッスンを実施しています。睡眠・運動・食事・心理など様々な手段で生活習慣を整え、自律神経バランスのよい女性らしい身体を作る指導を行っています。
【体験レッスン】詳細は、こちら(http://fluraf.com/campaign)
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料金と時間:10000円/90分
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