【男女のエアコン闘争に終止符!】寝起き爽快につながる寝室の環境|スッキリ寝起き対策 #8
【小林麻利子の美人の作り方】vol. 95
室温26℃、湿度50~60%に
近年、TVやネットで寝室の適切な温度設定について取り上げているので、ご存知の方も多いとは思いますが、正常な睡眠のためには室温 26 ℃、湿度 50 〜 60 %となるよう設定しましょう。
よく聞く28度は、熱中症の危険性が高いので、NGです。おまけに、ひと昔の家と違い、気密性の高いご自宅の場合、寝ている間の吐息や汗で体感温度が高くなる可能性があります。
6月でもひと晩中エアコンはつけて
筋肉や脂肪量によって適正温湿度は多少差がありますが、よい眠りを得るためにはひと晩中一定の温湿度に設定しましょう。つけたり消したりを繰り返す方もいらっしゃいますが、眠りのためには中途覚醒は避けたいですし、消費電力はエアコンのつけはじめが最大。常時つけっぱなしで問題ないこともあるのです。
だるくなるのは、寝不足と風が直接あたるから
エアコンのつけっぱなしは、翌朝体がだるくなるとおっしゃる方もおられますが、そもそも日頃から睡眠の質は悪くはありませんか? 単純に、質の高い眠りが必要量足りていない可能性もあります。また、先述のとおり、夜中にエアコンをつけたり消したりしていて、その影響で睡眠の質が悪くなっていることも考えられます。
寝不足に問題がなければ、エアコンの風が直接当たり、寝冷えしている可能性もあります。そのため、人にはあたらないよう気をつけましょう。扇風機は、部屋の空気をうまく循環してくれるので重宝しますが、こちらも体に当たらないよう、上に向けたり、壁に向けてその跳ね返りの風を利用してください。
彼や旦那さんとエアコンの設定でもめてしまったら…
睡眠の適温適湿は先述の通りですが、同じ人間でも、好みや感じ方に差があるため、パートナーとエアコンの設定でもめるご家庭も多いようです。
考え方として、まずは2人共歩み寄り、先述した温度湿度設定にしましょう。そのうえで、寒いという方は、薄手のタオルケットではなく、ダウンケットや肌掛けを合わせるなりして、対策をしましょう。寝冷えを防ぐためにも、長袖長ズボン(寝汗を吸い取る作用もあるので、夏場でもおすすめしています)や、ネックウォーマーやレッグウォーマーを使用してください。
暑いという方は、そもそも、深部体温が高い状態のまま、お休みしようとしている可能性が。ヒトは、内臓などの体温が高い状態では、質の高い眠りの持続時間が短くなるので、40度以下の湯舟にゆっくり浸かり、副交感神経が優位になると、体表面や手足末端から放熱し、深部体温が下がります。
夏場ですと、就寝1~2時間前にはお風呂から上がるようすればよいでしょう。また、後頭部を冷却シートで冷やすと、寝つきまでの時間が短縮したという報告もありますので、試してみてください。
ぜひ、ご家庭でも実践してみてくださいね!
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「小林麻利子の美人の作り方」まとめ
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