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私はまた女に戻りたい。週刊誌フライデーの編集者に告げたこと

文・小阪有花 — 2017.1.25
週刊誌フライデーの編集者から、自分の生い立ちの書籍化を勧められた筆者・小阪。これを機に、あることを決意する……。

【グラドルから保育園へ】vol. 41

女に戻りたいと切に願う

女に戻るというのは、ほかでもない、この醜い体をどうにか昔のようなスタイルに戻したいという思いだった。

ダイエットをして痩せてきてはいるが、昔の面影にはほど遠い。自分は、いつか必ず体型は戻す、戻らないなんて考えられないと強く思っていたが、まわりは「もうこんなになっちゃって、小阪は終わったな」と私を見ていた。身内でさえ、慰める言葉はあっても、「やれる!」とは言ってくれない。それくらい私の姿は、人生の転落を物語っていた。

変わるきっかけは自分で作るものだけど、作るにはそれなりの理由が必要だ。理由なんてなくても、今がそのとき!と思えれば何だってゼロからはじめられるが、人間そんな簡単にできる生き物ではない。その生い立ちに対し悩み苦しみ、そこから脱出する何かきっかけがないと、人は大きく変化できない。私は、今がその時だと思った。

本を出版するなら、キレイな姿でないと意味がない。ゴールを定めて、一気に駆け上がるイメージでダイエットに励めば、私は精神的に強くなれるのではないか?と思った。しかし、出版するとなると、もう一度世の中に出ることになる。今の私に世の中に出る資格はあるのか、出たところで、バッシングされて終わるのではないか?そもそも私に興味のある人間なんていないのでは?

過去よりもっと美しい私に

不安はつきまとうもので、なにをするにも自信がなくネガティヴな私だったが、それでも、私の野心は火を消すことはなかった。仮にも元芸能人。キレイを追求してきたプロが、キレイを手放した時の喪失感はトラウマレベルだ。自分の武器を自ら投げ捨てボロボロになった私が、もう一度自分を認めてあげられる方法。それは、「過去よりももっと美しく」。これしかなかった。そして、まわりを驚かせたい。私が美しく生まれかわることで、周囲に自分を認めさせたいと強く思った。

今まで、化け物だの妖怪だのとさんざん叩かれ、そのまま死ねだのなんだの総攻撃を浴び、傷ついた心が時間と共に自然に癒えることを待ってはみたが、その傷はあまりに深く、放置しているとそのまま錆びて干からびそうだった。一生何かに怯える感覚が脳にこびりついてしまうことだけは避けたい。だから、私は自分で自分を救う決意をした。誰もが無理だと哀れんでいるもの。不可能を可能にする力が自分にはあることを証明するために、私は「ダイエットを成功させた後なら」と出版の話を引き受けた。

フライデー記者のOさんもそのつもりだったらしく「ダイエットを成功させた姿をぜひ本に」と話した。私は、美しくなりたい。こんなに醜くなり、化け物扱いされ続けた私だが、女になりたいと嗚咽交じりに話す自分を客観的にみると、私が女であることをさらに強く自分に意識させることができた。反撃開始……自分を苦しめる体に言い聞かせ、ダイエットの道を大きく開いていった。ここからの約3カ月のダイエットが、18キロ減に繋がるのであった。

Information

https://mobile.twitter.com/kosaka_revival


こさか ゆか/保育園プロデューサー
リバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。