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【人間不信から抜け出すには?】人によって傷つけられた心のキズは、人でないと癒せない

文・小阪有花 — 2016.11.16
筆者・小阪の側に立ち、“彼女” から離れるよう助言してくれる周囲の人たち。人間不信からまだ脱し切られていない小阪は、言葉を受け入れつつも、人を信じきれない葛藤に苦しむ。

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人は信じられない。でも、人の言葉に救われる自分もいる

私が彼女から完璧に離れるキッカケは徐々に近づいていく。「なぜあんな扱いを受けているかわからないが、どんなことがあっても奴隷のように扱われることが良いはずがない」と周囲の人は言った。

相変わらず人のことは信用ならないが、「あんたは悪いやつじゃないんだから、こんな扱いされてはだめだ!」という言葉は、素直に嬉しかった。人のことを信用できずとも、結局人によって傷つけられた傷は、人でないと癒せない。人の声に救われようとしている自分を、またいつ裏切られるかもわからないのに喜ぶ自分を、一言、「ダサい」といえばそれまでで、そんな自分に呆れ、「何度転んでも学ばないな」と、軽蔑しながら、一方で、誰かの声に喜べる自分に、「まだ望みはある」と安心したり。

あれこれと考えてしまう自分に嫌悪を抱く

このころの私は、ひと言でいえば、なにに対してもジレンマを抱えて生きていた。ただ安心して生きていきたいだけなのに、生きることとは「こんなに難しいことなのか?」といつも悩んでいた。衣食住を得るために生き、持ちつ持たれずの関係で、何かをしてもらったことに「ありがとう」が生まれる。何かをしてあげたことでも「ありがとう」が生まれる。そんな普通を望むだけでも、心が真実かをいつも問いてしまう。そんなのどっちだっていいのに。

「私が気持ちよければそれでいいじゃないか」。自分ではそう思っているのに、なぜかそうならないよう、いらない情報が勝手に自分の耳のまわりをうろつき、波打つ。気づいたら自分の心も乱暴に荒波が立ち、振り回されて、それが何度も何度も繰り返され、気づけば一人で踊り疲れている。真実はひとつしかないのに、あれやこれやと思考を巡らし、仮説を幾つもたて、傷つかないように、どうか私が傷つかないようにとそればかり。

ひとつしかない真実すら、本当はどうでもよくて、真実を知るではなく、私だけの事実を作るだけでいい。それだけで、きっと人生は足取り軽いものになるのだろう、と。それは、わかってはいる。けど、そこに必要なのは、自分の意志である。断固たる強い意志なのだが、このときの私には、意志なんてものはまるでない。いつも誰かを頼って正解を探していた。だからいつもあべこべで、「やっぱりこっち。でもこっち?」の繰り返し。こんな性格も生活も嫌だ。

いまの私に必要なものはなに?私は自分が変わるために一番必要なものを毎日、毎日、毎日探している。


Information

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こさか ゆか/保育園プロデューサー
リバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。