便秘の悩みを解決する「美腸ラボ」vol.4「生理と便秘の意外な関係」

 

 

生理前には「黄体ホルモン」が分泌され、子宮を保護しようとします。よって、子宮に隣接する腸管の動きを抑制するようになり、結果的に便秘になりやすい状態になるのです。また、体全体で水分を溜め込もうとする働きがあり、腸が水分を吸収する力が弱まるため、便が固くなりやすくなります。また、生理中は「プロスタグランジン」が分泌され、この量が多い場合は腸を異常収縮させ、下痢になる人もいます。生理前の便秘は起きやすい症状なので、あまり深刻に悩まないで。神経質になると、腸にストレスがかかり、便秘を悪化させることもあります。どうしても便秘がイヤだ！　という方は、いつもより水分を多く摂るようこころがけましょう。