角 佑宇子

【悩めるセックスレス】いつまでも燃え上がるふたりでいるには? リアルな夫婦生活 ♯9

2017.2.2
人知れず深刻な悩みを抱えがちなカップルの問題といえばそう、セックスレス。 なかなか語ることのできないテーマだからこそ、ひとりで不満をためて爆発して結果、よりいっそうセックスレスへと拍車をかけることになってしまうことも少なくありません。 今回はセックスレスに悩み始めた方にまず考えて頂きたいことを順序だててご紹介いたします。ぜひ、ひとりで悩まれている方は参考になさってみてはいかがでしょうか。

セックスレスはどんなカップルにも起こり得る

【リアルな夫婦生活】vol. 9

彼や夫が私を求めてこなくなった…。または自分自身が不思議とそんな気持ちになれない。ラブラブ期を迎えているカップルほど、自分たちがそんな経験をするだろうことは想像もつきませんよね。また、初めてセックスレスかな?と悩み始めている方は自分たちだけなのではないかな?と不安に思うことでしょう。

しかし、デリケートな問題だからこそ明るみにでないだけで、多くのカップルが大なり小なり性生活に悩みを抱えています。だからこそ、ひとりで深く抱え込まずに聞ける範囲で調べられる範囲でこのことについての情報を探されてみることをオススメします。

男はストレスでできなくなるほど繊細

男はいくつになっても性欲たっぷり! 不思議とそういう印象がありませんか?よくあるドラマでも、セックスしたい男が女性に直前で振られてガッカリ…! なんていうシーンにもあるように、男性は性に対して積極的な生き物として自他共に認められていますよね。

しかし、そのいっぽうで男性はストレスひとつで性欲が大きく減退する生き物でもあるのです。元来、男性は女性よりも繊細であり、プレッシャーに弱いという特質があります。それを男のプライドでひた隠しにしているので気づきにくいのですが、悩みや疲れを抱えると、どうしてもセックスをする気になれません。「疲れているから」=「君に魅力を感じない」ということではなく、本当に疲れているから何も考えられないというのがシンプルな答えかもしれません。

絶対NGなのは “問いつめ・怒り・疑うこと”

男性は男の子として生まれ育った環境の中で「男の子なんだから女の子を守らなくてはいけないよ」という教えを両親から受けていて、自然と女性を経済的に、精神的に守らなくては!という気持ちを持っています。

女性のように「結婚しちゃえば仕事はね…」なんてことを男性は言われることはただの一度だってありません。かわいい女の子とセックスを楽しむよりも、明日ひいては未来をどうしっかり生きるかと考えている彼の張りつめている気持ちを女性側がいかに理解し、リラックスさせてあげられるかがポイントです。

最近求めてくれない、寂しい、悔しい、もしかして浮気? これらの気持ちを悲しみや怒りに任せて彼に問いつめても全く良い結果にはなりません。寂しい気持ちを伝えるなら、冷静なる話し合いで感情的にならないことをオススメします。

癒しとスキンシップがレスを解決する唯一の方法

「 不満を言っちゃいけないなら、黙ってれば良いの?」と思われますが、これも不正解。これでは彼女側の気持ちが浮かばれませんよね。カップルが直面している現実を彼にも受け止めてもらわなくてはいけません。大事なのは、プレッシャーに感じない伝え方です。

「最近エッチしてなくて寂しいな。でも、疲れているのを知っているからワガママ言っちゃダメだよね」という相手を理解する気持ちがひと言あるかないかで相手の受け止め方も大きく変わります。

また、無理にすぐ解決しようとせずにOK。触れ合うことを久しくしていないならば、すぐにセックスは大きなハードルになるので、まずは手をつなぐ・頭をなでる・ハグをする・一緒にお風呂に入るという段階を踏んだスキンシップをしましょう。ふたりがリラックスした気持ちを作る努力が唯一、セックスレスを解消する手立てなのではないでしょうか。