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志村 昌美

2017年最初の衝撃体験! 究極の “禁断の愛” に心がかき乱される話題作 『ワイルド わたしの中の獣』!

2017.1.5
いよいよ2017年に入り、新たな決意を胸に秘めているという人も多いはず。そこで、「今年は情熱と刺激のある一年にしたい!」と願っているあなたにオススメの “胸をざわつかせる映画” をご紹介したいと思います。その注目の一本とは……。

いよいよ2017年に入り、新たな決意を胸に秘めているという人も多いはず。そこで、「今年は情熱と刺激のある一年にしたい!」と願っているあなたにオススメの “胸をざわつかせる映画” をご紹介したいと思います。その注目の一本とは……。

オオカミと女性との ‟純愛” を描いた『ワイルド わたしの中の獣』!

【映画、ときどき私】 vol. 67

職場と自宅を往復するだけの冴えない日々を送るアニア。嫌な上司にこき使われるだけの代わり映えすることない生活が続いていくように思われていたが、ある日彼女は “運命の出会い” をする。

それは、自宅前の森のなかで一匹のオオカミとの遭遇!

その瞬間、アニアの内に秘めていた “野生” が目を覚まし、強烈に惹かれていくのだった。徐々にオオカミと心を通わせるようになり、変わりはじめた彼女を待ち受ける結末とは……。

恐るべき女優魂に圧倒!

ここにはとても書けないあんなことやこんなこと(!)までしてしまうアニアを演じたドイツ人女優リリト・シュタンゲンベルクの体当たり演技は、とにかく必見。

1月7日に公開される『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男』という作品でも、彼女は強烈な役どころを演じており、次はいったいどんな姿を見せてくれるのかと、今後も目が離せない若手女優のひとりです。

一度では覚えられそうにない名前ですが、これらの作品を観たら、彼女の表情や動きのひとつひとつが目に焼き付き、異彩を放つ存在感は忘れられなくなってしまうはず。そして、今回は何がすごいかというと……。

オオカミのシーンはまさかのすべて実写!

次第に愛情を示すオオカミがアニアの体を舐めまわしたり、ひとつの部屋にオオカミと2人っきりで向き合ったりと、観客の心拍数を急上昇させるようなシーンが次々と出てくるのですが、驚くことにCGやぬいぐるみを一切使用していないそう。だからこそ、伝わってくる緊迫感がリアルで、観ているこちらが動けなくなってしまうほどなのです。

とにかく衝撃の連続に息が止まりそうになる!

オオカミに恋をして、本能のままに野生化していくアニアの姿はかなりショッキングですが、映画だからこそ非現実の空間を存分に味わえるというもの。97分間だけは常識を忘れて、この世界観に思いっきり浸ってみてください。

気がつけば、あなたもオオカミのかっこよさに思わず魅了されてしまうという不思議な気持ちになるはずです。(特に、私は人間でいうと “オオカミ系男子” が好みというのもありますが……)

今年のテーマは、本能に従ってワイルドに生きる!

誰もが心の奥にしまい込んでいる本能や欲望、直感があるけれど、ときには制約から解き放たれて自由になることも人生には必要なこと。好きな人や物に出会い、自分が持つ情熱のすべてを捧げたいと思った瞬間は、理性ではなく、欲求に従ってみては? それを突き詰めたアニアが見せる “恍惚の表情” がすべてを物語っているので、ぜひお見逃しなく!

新年を迎えたいま、胸に湧き上がる思いを感じているのであれば、この作品があなたの中にある “野生” を目覚めさせてしまうかも!? 

想像力を掻き立てられる予告編はこちら!

作品情報

『ワイルド わたしの中の獣』
新宿シネマカリテほかにて公開中
配給:ファインフィルムズ
© 2014 Heimatfilm GmbH + Co KG  映倫:R15

http://www.finefilms.co.jp/wild/

この記事を書いた人

志村 昌美
記事数:153 Posts

映画宣伝マンを経てライターに転向し、海外ニュースや映画紹介、インタビューなどを中心に執筆。この連載では、新作映画を紹介しつつ、自身の体験談と主観満載でお届けします。
また、イタリアとイギリスへの留学経験から、現在は日・英・伊・仏のマルチリンガル目指して猛勉強中!
日々試写で観る新作の感想など、随時つぶやいてます♪
https://twitter.com/masamino_19