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【どうにかしたい人見知り】#10 会話するときに気をつけるべきこと。あいらぶ♡ストレスフリー人生

2016.12.20
自由でのびのびとしたライフスタイルを愛するライター&コラムニストharakoが、より笑顔いっぱいで生きられる人生観について連載中です。10回目は、人と話すときに私が気をつけていることについてお話してみたいと思います。

けっこう人見知りするんです。

心の中の壁…?
心の中の壁…?

【あいらぶ♡ストレスフリー人生】vol. 10

みなさんは、初対面の方や、まだそこまで打ち解けていない人に対して、どのように接していますか?私は、どちらかというと「フランクに誰とでも話せるタイプ」と思われることが多いですが、実は全く正反対。私自身非常に根っこが人見知りで、本当の自分を出すまでには何重にもステップが心の中で存在し、人間関係を作るときは石橋を叩きまくって渡っているかもしれません。

しかし、普段の生活や仕事の場面で人とお話するときは、あまりそういう雰囲気は出さないように気をつけているんですよね。なるべく人に対して壁をつくらないように、まっすぐ接しよう!と思っているんですが、それを意識するようになったのは、ある経緯からでした。そう、自分がされてイヤだったことを、私と出会う人にはしたくないという気持ちが根底にあるからです。

相手の心をまっすぐ見ること

まるで自分の鏡♪
まるで自分の鏡♪

きっかけとなったのは、私がフリーランスで活動しているなかで出会う人たちから学んだことでした。フリーで活動していると企業に守られているわけでもなく、ひとりで仕事を進めて行くので、心ない言葉に出会うことが多くあったんですよね。

肩書きは名乗れば誰でもあるものの、自分の信用を1から作っていくというのは、簡単ではありませんでした。今振り返れば、自分の幼い考え方や未熟な経験値がそのまま出ていただけで、自分の責任だと思うんですが、当時はわからなかったんです。

一生懸命相手に伝えようとしても、まともに話を聞いてくれない経験が多くあり、まっすぐ自分のことを見て欲しい!と感じる場面が非常にありました。今となっては、今まで言われた言葉や経験したことは反面教師となり、年齢や性別・職種や環境などで判断せずに人と接することを心がけています。

尊敬する気持ちとフェアな気持ち

それぞれが正解。
それぞれが正解。

相手に対してまっすぐ接するということのほかには、どんな状況の人であれ「尊敬すること」「対等に物事を図ること」を意識するようになりました。当たり前のことかもしれませんが、ひと昔の私はそれすらできない未熟な考え方だったんです。

世の中にはいろいろな人がいて、その人の周りにはそれぞれ違う環境があり、人には言えない事情を持っていることもあります。しかしどんな人でも “自分が経験したことがない、たった一度の人生をそれぞれが歩んでいる” と思えるようになってからは、どんな人に対しても尊敬する気持ちが芽生えたんですよね。

そして役職や肩書きなどにとらわれずに、良い意味で対等に接すること。もちろん根底には相手を尊敬する気持ちがありますが、年齢が自分より上の方や下の方であっても、まずはまっさらな心でお話するようにしています。全ての色眼鏡をリセットするようになってからは、人との関わり方がクリーンになった気がする私でした。