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【ノマドは孤独?】パソコン1つでお仕事するスタイルとは。【デメリット編】 楽しみながらキャリアアップ♪#3

2016.11.18
フリーランスで活動するライター&コラムニストharakoが自身の経験で学んだ、女性の働き方についての連載です。3回目は前回の続編としまして、「ノマドスタイル」のデメリットについて、考えてみたいと思います!

ひとりの時間を楽しめるかが分かれ目

誰とも分かち合えない……。
誰とも分かち合えない……。

【楽しみながらキャリアアップ♪】vol. 3

まず、ノマドワーカーの働き方のポイントとして、大きくあげられるのが単体で行動するということ。自分のスキルで対価を得ている人が多いため、孤立した働き方になってくると思います。特に私が感じるのは、ノマドワーカーは自由にワークスタイルを決められる反面、拘束されたり特定の場所にいることを苦手とする人が多い気がします。

私も、自分の時間がとても好きで思考することが苦にならないため、ついほかの人間関係とは距離を置き、パーソナルスペースを広くとる傾向があるんですよね。逆に、ひとりで作業して、1日中孤独が耐えられない!という方もなかにはいるのではないでしょうか。デメリットという表現が適切かはわかりませんが、孤独を楽しむことができないと、仕事に打ち込むことが難しいかもしれません。

マネージャーは自分

耳を傾けてくれるボスなんていません。
耳を傾けてくれるボスなんていません。

そして、常にひとりだからこそ、モチベーションが下がったり、仕事で悩むことがあっても、基本的には自分で解決するのがノマドワーカーです。場所や環境を転々とする仕事スタイルだと、周りに聞ける人がいる環境ではないため、上司もいなければ後輩もいません。

ノマドワーカーはそれぞれの道を自分で貫く傾向があるため、干渉されたり自分の歩幅を崩すことを苦手とする人が多い印象。「ちょっと先輩いいですか…」と心の支えとなり得る存在は、自分本人しかいないと言っても過言ではない気がします。

もちろん同じノマドワーカー同士の交流は少なからず私は持つようにしていますが、あくまでも同じ悩みを共有するわけではなく、意見交換をする対等な立場のため、良きライバルのような存在なんですよね。最終的には他人に頼らず、自分のマネージャーは自分。そんなところもデメリットに含まれるのではないでしょうか。

あらゆる自己管理能力が必須

ひとりで背負うわけです。
ひとりで背負うわけです。

マネージャーは自分という言葉を言い換えると、自己管理能力にも繋がると思います。「自由の引き換えに責任を持つ」と考えると腑に落ちますが、自由な選択ができるがゆえにつきまとう管理能力は必要だと感じるんですよね。

私の経験ではひとりで時間も自由に設定できてしまうので、夜中まで仕事を詰め込んでしまって生活が不規則になることがしばしばあります。「つい分かってはいるけど…」が、テキメンに出てしまうので仕事にストイックになりすぎると、それはそれで自分に返ってきてしまうのが玉にキズ。

決まったお昼休憩時間や休日があるわけではないので、自分で休みを設定し、ご飯を食べる時間を決めて、自分で気分転換をするタイミングから利益を上げることまで全て自己管理が必要になってくるのが、表からは見えないデメリットだと感じます。もちろんそれをプラスととるか、マイナスに考えるかは自分次第。とはいえ、ノマドスタイルを働く選択肢として取り入れるのは、私はおもしろいと思います。

freedom!