好きなこと、話そ!

志村 昌美

“男女のあるべき姿” を突きつけられる問題作『LOVE【3D】』!

2016.3.30
このサイトのなかでも人気の記事といえば、やっぱり “恋愛” と “セックス” について。男女問わず、いつの時代も関心の高いことであり、人生においては、切っても切れないものだと思います。そんな誰もが気になる2つのテーマに真正面から向き合い、観客の心を激しく揺さぶる描写で話題となっている作品といえば……。

このサイトのなかでも人気の記事といえば、やっぱり “恋愛” と “セックス” について。男女問わず、いつの時代も関心の高いことであり、人生においては、切っても切れないものだと思います。そんな誰もが気になる2つのテーマに真正面から向き合い、観客の心を激しく揺さぶる描写で話題となっている作品といえば……。

世界各国でセンセーションを巻き起こした『LOVE【3D】』!

【映画、ときどき私】 vol.29

1月1日の早朝、マーフィーはある電話によって目覚める。その相手とは、かつての恋人であるエレクトラの母からだった。ずっと行方不明となっている娘を心配し、手がかりを求める切実な声が留守番電話に残されていたのである。そんなメッセージを聞いている彼のそばにいたのは、若い妻オミと2歳になる息子のギャスパー。

しかし、マーフィーはエレクトラとの2年にわたる蜜月を思い返す……

初めての出会いから、初めてのキス、初めての夜。そして、情熱や性欲、嫉妬だけでなく、すべての感情をむき出しにして過ごした駆け引きとあやまちに満ちた日々。この “焼けつくような生涯最大の愛” が2人の心に残したものとは……。

最初から最後まで、とにかく衝撃の連続!

この映画を観た直後に、「人生において、ないと生きていけないものは?」ともし聞かれたら、「すべての感情をぶつけられる相手と愛のあるセックス」と思わず答えてしまいそうなほど、心に深く爪痕を残す作品。

マーフィーとエレクトラを見ていると、「愛する人と身も心も昇天してしまうようなセックスこそ、本来あるべき愛する2人の姿なんだ」と感じずにはいられません。

その快感は、一度知ってしまったら最後!

ときに行き過ぎてしまう2人の行動は理解できなくても、言葉では説明できないような愛情を一度でも味わったことのある人なら、心が体を求めあい、理性さえも超えてしまう感覚は理解できるはず。

一度濃厚なものを味わってしまったら、そのあとは何を食べても味を感じなくなってしまうように、“生涯最高のセックスを知れば天国、失くせば地獄” といえるのかもしれません。

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そんな相手とずっと一緒にいたいと誰しもが思うものの、ときにあやまちを犯してしまうのが恋愛であり、人間の悲しき性。そんな風に、思い出すとヒリヒリしてしまうような恋や胸がチクチク痛んだ出来事など、それまでの自分の経験によっても映画の感じ方が変わってくるかと思います。

そこで、今回は先行試写にて本作を観たカップルを対象に、男女それぞれに分けて特別に聞いてみました! 

マーフィーのように、人生で “忘れられないセックス” はありますか?

YESと答えた女性は67%、男性は54%といずれも過半数を超える結果になりました。その相手としては、元カレや知り合いから現在の恋人までさまざま。

理由としては、「自分の気持ちが最高に高まっているのがわかった」、「愛のあるセックスをしてくれるので」、「刺激的だった」など。まさに、マーフィーがエレクトラとのセックスを忘れられない理由の答えを聞いているかのような回答ばかりが並びました。

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「誰にでも、1つくらいは忘れられないセックスがある」と思うのですが、この映画を観ると、頭の中に刻み込まれた思い出が鮮明によみがえってくるはず。実際、私も映画と自分の記憶の間をさまよいながら、臨場感たっぷりで鑑賞してしまいました。

では、感情むき出しでぶつかり合う2人の愛情表現を目の当たりにしたあと、どう感じたのか、聞いてみたいと思います。

パートナーとの愛情表現で大切だと思うことは?

「ハグ・キス・セックス・言葉」という4つの項目から、男女ともに一番多い回答となったのは、なんと “キス” でした。ちなみに、“言葉” と答えたのは、女性18%、男性28%と少数。 「愛情表現は、スキンシップが重要だ」と感じている人がどちらも多いようです。やはり「体は正直」というように、愛情を伝えるには、お互いに触れ合うことだけで十分だといえるのかもしれません。

男女間でも観たあとの感想が大きく異なる本作は、彼氏と観て話し合うもよし、友達と行って女子会のネタにするもよし、もしくは、ひとりで思い出にどっぷり浸りながら観るのもよし、だと思います。

あなたはどの恋愛を思い浮かべますか?

人が “心のフィルム” に焼き付けられた色あせない恋愛を思い出すとき、頭の中に映し出される映像は、まるで映画のように鮮やかで、生々しく見えるのかもしれません。そして、“愛のカタチ” とは決して平面的ではなく、3Dと同じく立体的で多面的なのだと突きつけられる衝撃作。

ぜひ、この映画と交わって、そしてあなたの中で溢れだすLOVEを感じてみてください。

作品情報

『LOVE【3D】』
公開表記:4月1日(金)より、新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー!
配給:コムストック・グループ
© 2015 LES CINEMAS DE LA ZONE . RECTANGLE PRODUCTIONS . WILD BUNCH . RT FEATURES . SCOPE PICTURES .

http://love-3d-love.com/

この記事を書いた人

志村 昌美
記事数:81 Posts

映画宣伝マンを経てライターに転向し、海外ニュースや映画紹介、インタビューなどを中心に執筆。この連載では、新作映画を紹介しつつ、自身の体験談と主観満載でお届けします。 また、イタリアとイギリスへの留学経験から、現在は日・英・伊・仏のマルチリンガル目指して猛勉強中! 日々試写で観る新作の感想など、随時つぶやいてます♪ https://twitter.com/masamino_19