好きなこと、話そ!

志村 昌美

悩める女子のための応援ムービー『これが私の人生設計』で前向きになる!

2016.3.3
公私ともに成功している女性たちの映画を続けて取り上げてきましたが、実際は仕事にも恋愛にも、まだまだ悩んでいる女子の方が多いのでは? そこで、そんなあなたにオススメの作品は、イタリアからやってきた “悩める女子は共感間違いなし!” のこちら……。

公私ともに成功している女性たちの映画を続けて取り上げてきましたが、実際は仕事にも恋愛にも、まだまだ悩んでいる女子の方が多いのでは? そこで、そんなあなたにオススメの作品は、イタリアからやってきた “悩める女子は共感間違いなし!” のこちら……。

とにかくポジティブになれる『これが私の人生設計』!

【映画、ときどき私】 vol.24

幼いときから才能を発揮し、女性建築家として世界中で華々しい活躍をしていたセレーナ。その後、ロンドンでも大きな仕事を任され、充実した日々を送っていた。ところがある日、ふと自分を見つめ直し、“新たなステップ” を踏み出すため、故郷であるイタリアのローマに帰ることを決意する。

しかし、イタリアの建築業界は男性中心社会のため、勝ち組から転落!

才能も実力もあるセレーナだったが、女性ということだけで、ろくな仕事にも就けず、ついに貯金も底をついてしまう。そこで、仕方なくレストランでウェイトレスとして働き出すことにする。

すると、そこで超イケメンオーナーに出会い、恋に落ちてしまう!

想いを寄せるイケメンオーナー・フランチェスコと出かけることになり、淡い期待を抱いていたセレーナだったが、なんと彼がゲイであることが発覚! あっさり失恋してしまうが、2人の間には恋愛ではなく、固い友情が生まれ始めていた。そんなとき、セレーナは公営住宅のリフォーム建築案の公募を知り、エントリーすることを決意。ところが、絶対に合格するため、ある驚きの行動をとってしまう。はたして、セレーナが迎える仕事と恋の行方とは……?

働く女子なら、思わず「わかる!」とうなずいてしまうはず

ひと昔前に比べれば、女性も男性と対等に働けるようになってきてはいるもの、残念ながらまだまだ男性が優位な職業があったり、そういう社会的な風習が残っていたりするのも事実。能力はあるのに、女性ということだけで正当な評価をしてもらえなかったり、マタハラ被害に遭ったり、無能な上司のアシスタントをさせられたりしていませんか? 

そんなときはぜひこの映画を観て、笑ったり、ドキドキしたり、ジーンとしたりすれば、劇場を出るころには、思いっきり前向きになれること間違いなし! 悩みながらもひたすら前に進み、自らの人生を切り開いていくセレーナに、「女子たちが抱えている悩みは、世界共通なんだ」と元気をもらえるはずです。 

独身女子憧れのゲイ友にも注目!

女子たちからは、「なんでも話せるゲイ友が欲しい!」なんて声もよく聞かれますが、本作に登場するのは、まさに “理想のゲイ友”! 一線ギリギリのところをいく2人の一風変わった友情と、フランチェスコを演じたラウル・ボヴァのイケメンっぷりは見どころ十分です。

それにしても、容姿は完璧で相性も抜群なのに恋人にはなれない複雑な心境には、思わず共感! というのも、私も昔から映画などを観て、「ステキだなぁ」と思う男性有名人は、だいたいゲイかゲイ疑惑があり(誰とは言いませんが……)、いつも歯がゆい思いをしてばかり。どうして魅力的な男性に限って、女性に興味がないのでしょうか……。世の中、うまくいかないものですね(笑)。

ところで、あなたの “人生設計” は予定通り?

誰もが一度は “人生の未来予想図” を描いたことがあるかと思いますが、人によっては、いまの自分が思い通りの場所にいたり、いなかったりしているかもしれません。

ちなみに、私が小学校の卒業文集に「20年後の私たち」というページに書いた未来予想図は、「上司のごきげんをとるのはとても大変」という夢も希望もない一言(笑)。子どもながらに、そんな書き込みをしてしまったのは、自分の夢を書くのが恥ずかしかった気持ちが勝っていたのと、自分が本当にやりたいことがまだ見えていなかったから。

でも、それは子どもだからではなく、たとえ大人でも自分がしたいことがわからなくなるときがあります。もちろん、早く目標を見つけられるに越したことはないけれど、いろんな経験を経て、大人になってから “自分の設計図” を作り直してもいいと思うのです。

子供のころに設計図を一気に描き上げて、ひたすらそれに向かっていく人もいれば、何度も描き直したりしながら、少しずつ描き上げていく人もおり、人それぞれ。「出来上がるまでにどれだけ時間をかけたか」よりも、「完成図に自分がどれだけ納得できるか」のほうが重要なはず。

どんな設計図でも、自分だけのものを完成させることが一番!

セレーナと同じように私も、子どものころに描いていた人生の設計図とは、仕事も恋愛も9割以上、想像だにしなかった方向ばかりへと進んでいるけれど、どの経験も私にとって大事なものばかり。そして、“それが私の人生設計” !「これからも一線一線を大切に描きながら、自分なりの設計図を完成させていきたい」と思っているところです。

どれがあなたの人生設計ですか?

作品情報

『これが私の人生設計』
公開表記: 3月5日(土)新宿ピカデリー他にて公開
配給:シンカ
(C)2014 italian international film s.r.l

http://korewata.com/

この記事を書いた人

志村 昌美
記事数:80 Posts

映画宣伝マンを経てライターに転向し、海外ニュースや映画紹介、インタビューなどを中心に執筆。この連載では、新作映画を紹介しつつ、自身の体験談と主観満載でお届けします。 また、イタリアとイギリスへの留学経験から、現在は日・英・伊・仏のマルチリンガル目指して猛勉強中! 日々試写で観る新作の感想など、随時つぶやいてます♪ https://twitter.com/masamino_19