櫻井 智絵

【anan連載中】佐々木圭一さんのベストセラービジネス書『伝え方が9割』を、丸の内OLが読んでみた。

2016.2.4
丸の内に勤務する読書好きのOL・櫻井智絵が、自分が読んで「ああ、面白かった!」と思った本だけを紹介する連載【丸の内OLの給湯読書室】。第12回は、雑誌ananで連載中の『anan女子の伝え方』でおなじみ、佐々木圭一さん著のベストセラー『伝え方が9割』を読んでみました。大人気コピーライターの “伝える” 極意を学んじゃいました!

数々のキャッチコピーを生んだ売れっ子コピーライター

new_読書vol12_1

【丸の内OLの給湯読書室】vol.12 櫻井智絵

先日、雑誌『anan』でコラムを連載している佐々木圭一さんの事務所『ウゴカス』に行って来ましたっ!

オープンハウス “東京に家を持とう。” や、サンシャイン水族館の “ペンギンナビ” など。佐々木さんは、コピーライターとして数々の有名なキャッチコピーを生み出し、カンヌ国際クリエイティブアワードでゴールド賞を含む、計6つのライオンを獲得。また、『One Show Design』で日本人初!ゴールド賞、『AdFest』でゴールド賞を受賞するなど、入賞受賞合計51以上のアワードを獲得し、さらに郷ひろみさんやChemistryさんの作詞家としてアルバム・オリコン1位の座に2度も輝く!

まさに獲得の名人!! そんな佐々木さんご自身の強み “伝え方” で、もっと世の中のコミュニケーション能力をベースアップするために発行した本書は、ビジネス書大賞2014年書店賞を受賞、2015年12月にはシリーズ85万部突破!

『伝え方が9割』とは?

new_読書vol

あらすじは…

著者は、ヒット連発! 大人気コピーライターの佐々木圭一さん。もともと “伝えること” が苦手だった佐々木さんが、それを強みに変えていき、大成功した方法を惜しみなく全部さらけ出している。はじまりは、大手広告代理店のコピーライターとして配属された新人時代。もっとも苦手な仕事を任され、社会での自分の無価値さを痛感しストレスで激太りに……。もがきながらくる日もくる日も道を探し続け、ある日「心を動かすコトバには、法則がある」ことを発見する。そこから数々の賞を受賞するようになり、人生ががらりと変わっていく。

本書では、記憶に残る素敵なコトバは奇跡的ではなく、理由があることを分かりやすい事例に基づいて丁寧にまとめている。この “伝え方” の法則がわかれば、「誰にでも最短で気になるコトバ、心に/記憶に残るコトバ、思わず文章の先を読みたくなるコトバを、意識してつくることができる」魔法のような一冊。

読み終えて……

あ、私って、自分の頭の中をそのまま言葉にしちゃってる。思い返せば、物心ついた頃からありのまま発言を繰り返し、それが原因で友達や恋人とすれ違ってしまったり、誤解を招いてこじらせていました。30歳……直したくてもどうしたらいいかわからないし、本屋さんに無数にある参考書をみるだけで一喜一憂。本書の法則は、普段使っているコトバをちょっと工夫するだけ。これなら私にもできるかもと早速メールで実践してみると、いつもはつまらなそうな相手の返事が、とつぜん面白くなったんです! 明らかに相手のテンションが上がったのがわかりました。これは、本文にもあった「伝え方はセンスではなく技術」に結びつきます。本当にコツさえつかめば、誰にでも人の心を動かすコトバをつくれちゃうのかも。(笑)

new_読書vol12_3

最後に…

new_読書vol

もっと上手に言葉を伝えたいなぁと思っていた時、佐々木さんとお会いする機会をいただきました。「こんなチャンスはなかなかないぞっ!」と思い、『伝え方が9割』と『伝え方が9割②』を読んで予習していきました。そして今回、私が日頃から抱えていた「彼氏に心配されたい」という悩みを打ち明けました。実は、自分のキャラ的に難しいかなと諦めていた悩みでしたが、本書にある “7つの切り口” を使って簡単に解決できたんです。こちらは、雑誌『anan』連載中の佐々木圭一さん『anan女子の伝え方』コーナーで取り上げていただく予定です。本と一緒にチェックしてみてください♪

Information

スクリーンショット 2016-02-04 19.51.46 『伝え方が9割』(ダイヤモンド社)¥1400

購入はコチラ!