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田代 わこ

【動き出しそう? 】まもなく閉幕! テーマパークみたいな特別展『始皇帝と大兵馬俑』

2016.1.26
タイトルだけ見ると、歴史のお勉強っぽいニオイがする特別展『始皇帝と大兵馬俑』。でも、行ってみると、テーマパークのようなおもしろさ! どんな展覧会? さっそくご紹介します♪

タイトルだけ見ると、歴史のお勉強っぽいニオイがする特別展『始皇帝と大兵馬俑』。でも、行ってみると、テーマパークのようなおもしろさ! どんな展覧会? さっそくご紹介します♪

上野で開催中!特別展『始皇帝と大兵馬俑』

兵馬俑入口

【女子的アートナビ】vol.3

中国大陸をはじめて統一し、最初の皇帝となった始皇帝。中国史がニガテな私でも、この方のことなら知っています。「暴君」のイメージがある始皇帝ですが、貨幣や文字、度量衡を統一したほか、水道管などのインフラを整備した実績もあり、「名君」といもいわれています。東京国立博物館・平成館で開催中の『始皇帝と大兵馬俑』では、始皇帝の実像をさまざまな出土品によって紹介。壮大な歴史ドラマを体感できます。

ハンパない迫力!

本展のイチオシは、なんといっても兵馬俑(へいばよう)。大きな展示室に、ドーンと並んでいます。その数、10体。これだけの兵馬俑が来日するなんて、めったにないチャンスです。しかも、会場では発掘現場が複製を使って再現されているので、臨場感たっぷり。まるでテーマパークのような空間で兵馬俑を楽しめます。

そもそも兵馬俑って?

兵馬俑とは、始皇帝陵の近くに埋められた兵士や馬の像のこと。兵馬俑坑は1974年に中国の西安で発見され、大ニュースになりました。約8000体もあると推測される兵馬俑は、ほぼ等身大のつくり。1体ずつ顔が違い、階級や役割に合わせて服装も異なっています。

兵馬俑会場

本展で特にチェックしたいのが「将軍俑」。冠をかぶり立派な鎧(よろい)を身につけた将軍俑は、武将のオーラが漂い、とってもダンディ。多数ある兵馬俑のなかでも、将軍クラスの像は約10体しか出土していないとのこと。そのうちの貴重な1体が来日しているのですから、見逃せませんね。

また、「跪射俑(きしゃよう)」という射手の姿をかたどった像も魅力的。目つきが鋭く、攻撃命令を待っているかのような緊張感あふれる表情にグッと心をつかまれます。兵馬俑たちの顔はそれぞれ違うので、イケメンを探してみるのも楽しいかも。

馬車もあります

「銅車馬(どうしゃば)」も見どころのひとつ。銅車馬とは、始皇帝が実際に乗ったと考えられている、馬車をかたどった青銅製の模型。大きさは、実際の馬車の半分程度です。展示されているのは複製品ですが、あなどってはいけません。馬の豪華な金具や装飾など、細部まで完全に再現されていて、見ごたえ抜群です。

本展では、兵馬俑だけでなく、中国の歴史や文化、技術を感じられる出土品も展示。西周時代(前10~前9世紀)の鮮やかな装飾品や、秦の高度なインフラ技術を示す水道管などもあり、中国史の好きな人はもちろん、あまり興味のない人でも結構楽しめますよ。

2015年秋からはじまった『始皇帝と大兵馬俑』も、まもなく閉幕。すでに3回ほど通いましたが、行くたびにお客さんが増えているみたい。本場中国からの観光客もいて、会場内は熱気ムンムン! ぜひ一度訪れてみては?

Information

※本展は、3月15日から九州会場に巡回します。
【九州会場・開催情報】
会期:~6月12日(日) ※休館日は月曜日。ただし、5月2日は開館。
時間:9:30 ~ 17:00  ※入館は閉館の30分前まで
会場:九州国立博物館
料金:一般 1,600円/高大生 1,000円/小中生 600円

http://heibayou.jp/

この記事を書いた人

田代 わこ
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ライター&エディター。出版社勤務を経て、フリーランスのライター・エディターに。主にエンタメ系コンテンツ記事を執筆。趣味は美術鑑賞と絵を描くこと。ananwebでは「カメラマンが教える! いいね! がつくスマホの撮影テク」も連載中です!