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田代 わこ

女子的アートナビvol.2乙女な女子にオススメ!『英国の夢 ラファエル前派展』

2016.1.21
今回は、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれている『リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展』をご紹介します。 乙女心をくすぐるアートが集まった展覧会、ぜひチェックしてみて!

今回は、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれている『リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展』をご紹介します。 乙女心をくすぐるアートが集まった展覧会、ぜひチェックしてみて!

ドキドキのアートがいっぱい『英国の夢 ラファエル前派展』

ラファエル前派 入口写真
美術館の入口。(記事内の全写真は、主催者の許可を得て撮影しています。)

「ラファエル前派」という言葉、いかにも難しそうですよね。スルーしたくなるかもしれないけれど、ちょっと待って! ラファエル前派の画家たちの作品は、ロマンティックでドラマティック。女子の感性にフィットする絵を描いているのです。一度見たら、その美しい世界観にハマる人も多いはず。

しかも、イケメン君が描いています!

ロセッティ自画像0117
ロセッティの自画像をイラストにしてみました~

絵そのものも美しいですが、描き手も超美形☆ こちらは、私が描いた代表メンバーのひとり、ロセッティ。いかがですか? なかなかのイケメン君ですよね。(ただし、メンバー全員がイケメンかどうかは知りません!)

ラファエル前派とは、1848年にイギリスで結成された若い芸術家グループのこと。当時の芸術スタイルに反発した若者たちが、自分たちの理想とするアートを追求しようと立ち上げたのです。ちなみに、ラファエルとは、ルネサンスの巨匠ラファエロのこと。「ラファエロより前の芸術に戻ろう」という理念から、グループ名が「ラファエル前派」となりました。

まずは、ドラマティックなこちらの作品から

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ジョン・エヴァレット・ミレイ《ブラック・ブランズウィッカーズの兵士》1860年 油彩・カンヴァス © Courtesy National Museums Liverpool, Lady Lever Art Gallery

会場を入ってすぐの展示室に飾られているのが、ジョン・エヴァレット・ミレイの作品《ブラック・ブランズウィッカーズの兵士》。

戦いに向かう兵士を、恋人が止めようとしている瞬間を描いたもので、ドラマのワンシーンを見ているような臨場感があります。「壁ドン」のようにも見えて、ちょっとドキドキ☆ 作者のミレイは、人妻と禁断の恋をしていたとのことで、そんな私生活も彼の作品には反映されています。

モテ男ロセッティの作品は……

ロセッティ0119
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ《シビラ・パルミフェラ》1865-70年 油彩・カンヴァス © Courtesy National Museums Liverpool, Lady Lever Art Gallery

こちらは、イケメン画家ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの美しい女性像《シビラ・パルミフェラ》。

女性を描かせたらピカイチのロセッティは、私生活でも女好き。二股、浮気から略奪愛まで、なんでもこなすモテ男でした。

ちょいエロな作品も

ラファエル前派 ローレンス・アルマ=タデマ
ローレンス・アルマ=タデマ《お気に入りの詩人》1888年 油彩・パネル © Courtesy National Museums Liverpool, Lady Lever Art Gallery

こちらは、ローレンス・アルマ=タデマの《お気に入りの詩人》。

巻物を読む知性的な女性と、なまめかしい女性が対比されている作品です。体をくねらせてこちらを見ている女性の表情が、なんともエロチック。いろいろ妄想がふくらみます。

ミュージアムショップもチェック♪

new_ラファエル前派展 ショップ コサージュ

展覧会のミュージアムショップにも、女子の好きなかわいいアイテムが揃っています。

特に、雑誌などでおなじみの人気造花工芸作家、岡田歩さんの手作りコサージュはとっても魅力的☆ ラファエル前派の作品から飛び出してきたような美しいコサージュは要チェックです!

「ラファエル前派」という言葉にも、ちょっとなじんできた感じがしませんか?
本展では、イギリスのリバプール国立美術館から来日したラファエル前派の名作が展示されています。日本で公開されていない作品ばかりで、油彩・水彩画など65点も見ることができますよ。

難しそうなイメージの展覧会も、行ってみると意外と楽しめるかも。今までラファエル前派になじみがなかった人も、ぜひ一度、トライしてみて!

Information

会期:〜 2016年3月6日(日) ※休館日は1月25日(月)
時間:10:00 ~ 19:00(金・土 ~21:00)※入館はどちらも閉館の30分前まで 
会場:Bunkamuraザ・ミュージアム(東京)
料金:一般 1,500円/大学生・高校生 1,000円/中学・小学生 700円

http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/15_raffaello/

この記事を書いた人

田代 わこ
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ライター&エディター。出版社勤務を経て、フリーランスのライター・エディターに。主にエンタメ系コンテンツ記事を執筆。趣味は美術鑑賞と絵を描くこと。ananwebでは「カメラマンが教える! いいね! がつくスマホの撮影テク」も連載中です!