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花田 浩菜

【はぴマネレッスン】vol.14「住宅ローンが今お得って、本当?」

2015.10.16
「金利が低い!」「住宅ローンが低金利!」「家を買うなら今?」・・・チラシやテレビ等でも最近度々で見かけませんか? 果たして、本当なのでしょうか。今回は「住宅ローンが今お得って、本当なの?」というテーマでお話ししていきます。

「金利が低い!」「住宅ローンが低金利!」「家を買うなら今?」・・・チラシやテレビ等でも最近度々で見かけませんか? 果たして、本当なのでしょうか。今回は「住宅ローンが今お得って、本当なの?」というテーマでお話ししていきます。

結論。「今、安いから急いで買う!」は絶対NG!

Studio shot of child holding a Why sign made of white paper with handwriting.

「住宅ローンの金利が今、低い!」「今までは賃貸だったけれど、買った方がいいのかしら?」とさまざまな噂が耳に入り、迷う方がいるかもしれません。

前回の「ハピマネレッスンvol.13」では「今は金利が最低水準となっています!」とお伝えしましたが、「住宅ローンが今金利が安いから買った方がいい?」という質問の答えは「NO!」です。

「え、なんで?」と思うかもしれませんが、そもそも「金利が安いから」「家賃がもったいないから」等の理由だけで住宅を買うことはNGである、ということ。住宅はとても大きな買い物なので「家賃よりローンを組んだ方がお得!」という言葉だけに踊らされて買ってしまうのはとても危険、という意味です。

しかし、もともといつ買おうかと住宅購入を考えていた方や、資金計画をしっかり考えた上で「今、買いたい!」と思う方には、今年は「金利が低水準」ということ以外にも特に嬉しい制度があるので考えやすい時、と言えます。

では、金利以外に住宅ローンの嬉しい理由とは何なのでしょうか?

1「住宅ローン減税」が使える!

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金利が史上最低水準、ということ以外に大きい今ならではの制度としては、「住宅ローン減税が使えます!」ということが1つ挙がります。

「住宅ローン減税」とは、消費税が上がっていく負担を抑える為に、国が行ってくれている制度です。

ざっくり言うと、10年間で最大400万円が支払っている所得税から戻ってくる制度で、さらに、長期優良住宅や低炭素住宅という認められた一部の住宅であれば、400万円より更に100万円多い、最大500万が所得税から控除出来るようになります。

住宅ローンを組んだ年に申請をすると、それ以降毎年、住宅ローンの残額に対して1%の額(最大40万)が10年間、毎年還付されて戻ってくるというのが住宅ローン減税です。

2014年3月31日までは、今の最大400万円という控除額に比べて、最大200万円が上限でした。消費税が増えたことにより2倍の控除額となったのです。

さらに、今までは所得税は所得が多い方程多く引かれているので、「控除してもらえる額が40万と言っているけれど、所得税をそもそもそんなに引かれていない」という方も存在していました。今までは、「戻るはずの金額も、全額が戻らない!」という方も多かったのです。しかし、そんな方に対しても嬉しい優遇がスタートし、所得税から全額を引けなかった場合でも、更にプラスして住民税から最大136,500円を引いてくれるようにもなりました。

この住宅ローン減税は、新築の物件のみの優遇ではありません。実は、中古住宅を買った場合でも対象なのです。しかし、どんな物件でも利用出来る訳ではなく、条件があるのでこちらも要注意。では、住宅ローン減税を受ける為に必要な条件を見ていきましょう!

【住宅ローン減税を受ける為の条件って?】

1、自分が住むための住宅に使う事
2、ローンを10年以上の期間で借りる事
3、床面積が50㎡以上であること
(店舗併用住宅の場合は1/2以上が居住用であること)
4、借りる人の合計所得金額が、3000万円以下
5、控除を受ける年の年末に住んでいること
6、購入してから6ヶ月以内に住むこと
7、適用を受ける最初の年に確定申告をすること

等です。

簡潔に言うと、「50㎡以上の物件で、貸したりするのではなく、自分が住む為に買っている人には優遇しますよ!」というイメージが一番分かり易いかもしれません。

返済計画をしっかり立て、ローンを組んでも安心な資金計画が立った上で、「住宅が買いたい!」という方にはとても有り難い制度ですよね!

しかし、他にも嬉しい制度があります♪

2「フラット35S」の金利が更に優遇!

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「住宅ローン減税」の他にも、いくつか今年ならではの嬉しい政策が。

そのうちの1つが「フラット35S」の金利優遇制度。皆さんは「フラット35」という言葉を聞いた事はありますか?「フラット35」とは、「住宅金融支援機構」という会社が民間の金融機関と提携して提供しているローンの種類の一つです。

特徴は、金利が借りてから返すまで、ずーっと変わらない「固定金利のローン」ということ。景気が良くなろうが、悪くなろうが、変動金利では金利が借りたときから上がったり下がったりするものなのですが、変動金利と違い、契約した時からずーっと同じ金利ですよ、というのが特徴です。

この「フラット35」では、更に省エネ住宅など一定の基準を満たした住宅では「フラット35S」というローンが組めます。そうすると固定金利の最初の5年間、もしくは10年間(住宅の規定があり)、決まっているフラット35の固定金利から、「さらに0.6%」の金利が割り引いてくれますよ、という政策なのです。平成27年2月9日以降の~平成28年1月29日までの期間で実施されているのです。

ちなみに、その前までの割引率は0.3%の優遇だったので、0.3%が+で優遇されるようになりました。大きな金額の0.3%なので、ずっと払い続ける住宅ローンの金利はバカになりません。

こちらも住宅を考える方にはとても嬉しい制度なのですが、国の予算枠が限られているため、期間内でも早めに終了してしまう事も。この期間中ならずっと利用出来る訳ではない点にも要注意!詳しい条件等はホームページで確認してみてくださいね。

【フラット35S】
http://www.flat35.com/loan/flat35s/

今回は「住宅ローンが今お得って、本当?」についてお話ししてきましたが、結論は「今急いで買う!」は絶対NG。しかし、しっかりと予算や資金計画を考えた上購入を考えている人には、今はお得な制度がたくさんです!」ということ。

実は他にも更におトクな制度があるんです。次回はその「すまい給付金」についてお話ししていきます。

以上、【人生ときめく♡はぴマネレッスン】vol.14でした。

この記事を書いた人

花田 浩菜
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知りたいけど、なかなか聞けない。そもそも何がわからないのかもわからない…? だけど気になるお金の話。そんな人生も恋も欲張り! な女性たちへ♡ anan世代のファイナンシャルプランナーが、“今旬な女子”だからこそ知っておきたいマネー情報を、コラム形式で連載します。