角 佑宇子

そ、それ、浮きます…流行だけどオフィスに向かない冬ニット|デキるOLマナー&コーデ術 ♯61

2017.11.24
トレンドアイテムはそれ1点だけで、コーディネート全体を華やかに見せてくれる。だけど、時々その個性が強すぎてしまうことから、TPOに全く合わない場所で着ていってしまって場がシラけてしまう危険性も持ち合わせています。なかでもオフィスシーンは要注意!今回は、トレンドアイテムだけどビジネスには向かないNGニットアイテムをご紹介します。

ボリュームたっぷりフリル袖のニット

NGニット1

【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 61

モコモコの厚地ニットはカワイイ反面、二の腕を目立たせてしまうマイナス要素があります。それをオシャレにかわいくカバーしてくれるアイテムとして人気が高い、ボリュームのフリル袖ニット♡ 女子会やデートにも活用できる優秀アイテムですが一転してオフィスには全く向いていません。

来客対応に個性の強いニットで登場したら取引先相手へのイメージも良くありませんし、何より動きにくくてジャマという難点が……。会社向けなら肩にワンポイントのフリルがついている程度で抑えておくほうがよいですね。

透けレースとドッキングのセクシーニット

NG nitto 2

透け感たっぷりなレース素材と組み合わせたドッキングタイプのニット。最近では肩や袖の一部がレース素材になっている切り返しニットが人気なようです。デートのさいには、こうした透けレースを組み合わせたニットで彼の気持ちをドキドキさせたいものですね。

しかし、オフィス向けとしてはトゥーマッチなデザイン。仕事にそうしたセクシー要素は必要ありませんし、男性社員が目のやり場に困ってしまうので、過度な肌見せがあるニットは避けておきましょう。女性はオシャレに理解があっても男性は女性のオシャレに疎い部分があるので、男性目線で問題のない服装かどうかチェックすることも忘れずに!

個性が強いポンポンニット

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最近はデザインニットがトレンドの主流です。なので、お店でも普通のニット以上に、どこかワンポイントに個性的なデザインが入っているアイテムが目白押し。つい、そのかわいさにひと目惚れして買ってしまうところですが、フリル袖のニット同様に、オフィスという場所では個性が強すぎて浮いてしまうデザインも多く存在します。

そのひとつがポンポンニット。一部に小さなポンポンが入っている程度なら目立たないので良いと思いますが、ポンポンが大きいものはパッと見、仕事着ではなくカジュアル服に思われるので避けましょう。また、ポンポンつきのニットはブランドのデザインによっては子供っぽい印象を与えるので、アラサー世代はカジュアル着でも避けたほうがベターなアイテムと心得て。

出勤前に鏡でチェック!

忙しい朝に今日着ていく服を決めるとどうしても、TPOに合っている服かどうかの判断が鈍ってしまいます。制服のないオフィスカジュアルで仕事をしている方は特に、カジュアル着と仕事着の区別が難しいですよね。

出勤して周りの反応を見て失敗しちゃった!なんてことにならないためにも、必ず出勤前に全身鏡でコーデチェックを忘れずに。もし、心配な方は事前に夜の段階で着ていく服を決めておきましょうね。