角 佑宇子

キャサリン妃に学ぶ! おしゃれなキャリアルックルール|デキるOLマナー&コーデ術 ♯41

2017.7.12
私たちの永遠の憧れであるキャサリン妃。 華々しいロイヤルウェディングから早6年。 二人の子宝にも恵まれ、母として妻として、ひとりの女性としてずっと追いかけていたい理想の女性ですよね。そんなキャサリン妃のファッションはいつだって洗練されています。美しいルックスとスタイルあってこそとはいえ、できるなら彼女のような品格のあるファッションを学びたいものです。そこで今回は、キャサリン妃から学ぶキャリアファッションの定義をご紹介いたします。

キャサリン妃の基本スタイルは、2色で統一

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【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 41

キャサリン妃の服装を普段からチェックしている方はご存知かもしれませんね。彼女の洗練さの秘密はカラーコーディネートにあるといっても過言ではありません。格式高い英国王室の公爵夫人ということもあり、基本は品性を損なわないクラシカルなスタイルと配色を徹底しています。

ファッションにおけるカラーコーディネートは3色以上の色を多用すると、カジュアルな印象を与えますが反対に2色以下に抑えると格式の高さが際立ちます。キャサリン妃もバーガンディのワンピースに同色のパンプスを組み合わせたり、ブルーと白で爽やかに統一させたりと老若男女どの世代が見ていても安心感と清潔感があるように整えられています。

ウエストマークは品性のとれた女らしさを際立たせる

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キャサリン妃らしいシルエットの特徴といえば、女性らしいスタイルです。公務の内容によってはパンツスタイルで登場することもありますが、基本はワンピースもしくはスカートスタイルがおなじみですよね。

ワンピースにおいてもスカートにおいても統一しているのはウエストをキュッと引き締めたスタイルを意識しているところです。ストレートタイプのワンピースやタイトスカートを合わせるにしても細いベルトで上からウエストマークをすることで女性らしさを常に損なわせない。そんなキャサリン妃ならではのこだわりを感じます。

これは私たちのキャリアルックにも通用するスタイルかもしれませんね。トレンドで旬なファッションは職場では控えて、オフィスルックは徹底してクラシカルに。 “私らしい” と言われるスタイルを作ってみるのも良いかもしれませんね。

シルエットは王道、柄で個性を出すのがキャサリン妃流

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先ほどご紹介したように、キャサリン妃が好むのはウエストが引き締まったスタイルやフィット&フレアシルエットのワンピースです。これぞ女性らしいというシルエットに身を包み他に余計なデザインはいれません。女性らしいからといってかわいいリボンやレースを多用し過ぎたコーディネートはキャサリン妃らしいスタイルではないからです。

しかし懐古的なスタイルばかりではないのも彼女の魅力のひとつ。シルエットは王道ですが、柄は意外にも主張の強い総柄やテキスタイルプリントが豊富です。例えば大人の女性が取り入れるにちょっと勇気のいるドット柄なども好んで着用しています。シルエットがシンプルで大人っぽいため、柄がかわいいものであっても難なくマッチしてしまうのですね。

今年人気のエンブロイダリー(刺繍)アイテムも普遍的なシルエットのワンピースだと、より美しく洗練されたスタイルになるのかも♡

ベーシックスタイルを美しく

キャサリン妃のファッションはなんら難しい法則はありません。わかりやすい特徴があり、誰もがまねしやすいという利点もあることが、彼女がファッションリーダーと呼ばれるゆえんなのでしょう。コーディネートの色使いは、ぜひご自身のイメージに合うものを見て参考にしてみてはいかがでしょうか。

シンプルで王道だからこそ、服や小物の素材の上質さが問われるところですが上手にファストファッションアイテムと組み合わせてお気に入りのスタイルを構築してみましょう。