角 佑宇子

【何もしない彼にイラッ…】家事分担トラブルの対処法|リアルな夫婦生活 ♯36

2017.5.29
夫婦はもちろんのこと、同棲中のカップルでも起こるこの問題、家事分担についてのトラブル。人によって考え方も相手の性格も千差万別なので、すんなり分担できるカップルもいれば、こじれる場合もありますよね。 ですがどんなにうまくいっているカップルもずっと暮らしていけば生活スタイルにおいてイラっとくることのひとつや二つが出てきます。その原因は男女の考え方の違いが大きく由来しているのだとか。今回は一緒に暮らすにあたっての家事分担トラブルについてご紹介します。

察することができないからお願いして欲しい男

【リアルな夫婦生活】vol. 36

言わなくてもわかってくれるだろう、これはやってくれるだろう。そういった察するといったことに関しては男性は苦手な方が多いです。察しの良い方の男性であっても、女性が不機嫌そうにしている姿や表情を見て、初めて動くという程度。

それならまだ有り難いほうで、何もしないでソファでゲームやTVに興じている男性は8割程度ではないでしょうか。男性からしたら妻(彼女)が忙しくしているけど、何も言われてないから別に良いか…という考えなので何か手伝って欲しいことがあるなら「手伝ってくれない?」と声をかけて欲しいというのが男性の本音。

気遣い過ぎて「お願い」と素直に言えない女

反対に女性はさまざまなことにアンテナを張れます。気を遣い過ぎるがゆえに自分のなかで全てためこんでしまう性質があります。例えば家事にしても、たまの休日に夫(彼)を家事で働かせてしまうのは何だか申し訳ないという気持ちになる…。それがゆえに「家事をやって欲しい」というお願いですら難しく感じてしまうのです。

そのため、できるなら「やってくれる?」とお願いするよりも先に男性から「何かやろうか?」と聞いて欲しいというのが本音なのです。お願いすること自体にハードルを感じるけど、それだと何だか自分ばかりが頑張ってて時々むなしくなる。そんな思いが交錯して、結果爆発してしまうのですね。

笑って過ごせる毎日を二人でつくる

察して欲しい女性と言って欲しい男性。お互いに理解しないままでは、スレ違ったままで解決するのが難しくなります。これをうまく回避するにはお互いが冷静なときにじっくり話し合いをしなくてはなりません。

いざ手伝って欲しいときに感情任せに言ってしまうとケンカの火種になるので食後のゆっくりした時間などに家事分担について思うことを伝えてみると良いでしょう。

私の場合は、自分のなかで少しイライラしてきたな~と思うと、遠慮なく夫にお願いをします。ゴミを出す、洗い物をしてもらうという簡単なことから手伝ってもらって「ありがとう!」とニコニコすることで男性は驚くほど積極的に家事を手伝ってくれるようになるみたいですね。

妻(彼女)がいつも笑顔でいてくれるなら家事手伝いなど夫(彼)にとっては容易いことなのかもしれません。