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志村 昌美

【スマホはアソコに入れると盗られる!】海外でスリ被害! 傾向と対策3つ|実録!トラブルトラベラーMasamiの事件簿Vol.7

2017.4.30
これまでに海外旅行のべ30回、海外留学3回の経験を持つライター・志村がお送りする「実録!トラブルトラベラーMasamiの事件簿」。前回のATM襲撃事件では奇跡的に勝利の女神に微笑まれ、浮かれていた私ですが、その余韻もわずか2週間ほどで終わりを告げ、新たな事件に見舞われることに……。現在、GWシーズン真っ只中ということもあり、これから海外へ旅行する人も多いと思うので、ある犯罪を未然に防げるようにその対策についてご紹介します。それは……。

これまでに海外旅行のべ30回、海外留学3回の経験を持つライター・志村がお送りする「実録!トラブルトラベラーMasamiの事件簿」。前回のATM襲撃事件では奇跡的に勝利の女神に微笑まれ、浮かれていた私ですが、その余韻もわずか2週間ほどで終わりを告げ、新たな事件に見舞われることに……。現在、GWシーズン真っ只中ということもあり、これから海外へ旅行する人も多いと思うので、ある犯罪を未然に防げるようにその対策についてご紹介します。それは……。

海外でも多発しているスリ被害!

【実録! トラブルトラベラーMasamiの事件簿】vol. 7

それは、ロンドン生活を満喫していたある日の午後、友達と買い物をするために中心地へと繰り出したときのこと。待ち合わせ時間に遅れていないか最終チェックのため、地下鉄のエスカレーターでバッグからiPhoneを取り出し確認。「時間通りでバッチリ!」と思ったものの、これがこの子との最後の出会いになるとは知る由もありませんでした……。

そして、友達とも無事に出会い、しばらくショッピングを楽しんでいたとき、ふとiPhoneを見ようとバッグに手を入れるも見当たらず。

(10秒経過)「よくある、よくある。やっぱりバッグのなかは整理整頓しないとダメよねー」
(20秒経過)「あれ? さっき見たから家に忘れてきたはずはないけど、今回はずいぶん見つからないなぁ。さすがにちょっと焦る……」
(30秒経過)「やばいやばい! これは本気でないやーつだ! ということは、ま、まさか!」

でたーー! スリにやられたーーー!

と、いろいろな気持ちに揺さぶられながらも、「手もとにiPhoneがない」という事実をしぶしぶ認めることになるのです。そして、消えかけた希望を胸に、iPhoneを最後に見た駅へと逆戻りし、とりあえず係員に相談。

すると、混雑時は人ごみに紛れたスリが多いことが発覚!

駅にいた警官にも事情を説明し、まずは私が通ったであろう時間帯の防犯カメラをチェックするも、とにかく人通りが多いので警官も諦めるのが早く、「まあ、見つからないだろうね」とバッサリひと言。

とはいえ、これまでのトラブルトラベラーとしての豊富な経験上、言われる前からすでに覚悟を決めていたので、この現実を受け入れるしかないのはわかっていました。

では、「どうすればいいの?」と思ったあなた! 

おそらく、スリは犯罪ランキングのなかでも上位にあがるほど件数も多いと思うので、もはや他人ごとではありません! ただし、ちゃんと対策をしていれば防ぐことも可能なので、私なりのポイントを3つご紹介します。

その1:まずはポケットに貴重品を入れる習慣をやめる!

今回、私の最大のミスは、iPhoneをバッグに戻さずに、うっかりコートのポケットに入れてしまったこと。しかも、よりによって浅めのポケットというおまけつき……。とはいえ、そもそもポケットに貴重品を入れるという行動自体をやめた方がよさそうです。

もし、どうしても入れたいというなら、ボタンやファスナーがついているようなものできちんと閉めるようにしてください。

それから、ズボンの後ろポケットにお財布を入れている男性をよく見かけますが、これは言語道断! 時々、「私でも取れるんじゃないか?」と思うくらい無防備にはみ出たりしていることもあり、それではまるで自分からどうぞと差し出しているのと同じこと。ポケットの使用方法にはくれぐれも気を付けましょう!

その2:駅は犯罪発生率もあがる場所だと肝に銘じる!

実は、私はこの事件の数年前にもローマの駅で6、7歳くらいの子どものスリに狙われたこともあるほど。そのときは、一緒にいた母が気がつくというファインプレーによって未遂で終わりましたが、人の行き来が多い場所は、犯罪者の数も多いということをくれぐれもお忘れなく! 

特に駅というのはスリに限らず、いろいろな人が集まっていて、どの町でも危ないと言われることが多いので、駅に着いたら気持ちをよりいっそう引き締める必要があるのです。

その3:自分の前後左右にしっかり警戒線を張る!

こちらも遡ることいまから数年前ですが、実は日本のクラブでもスリ被害にあったことのある私。「海外だけならまだしも、子どもと日本でも狙われるってどんだけだよ」という声がそろそろ聞こえてきそうですが、ギュウギュウに人がいたので、まったく気がつかず、人ごみを抜けてトイレに行ったときにバッグが開いていたためようやく気がついたほど。

そのときはお金の一部だけを移し替えた小さな財布だけを取られたので、カード類は無事だったのが唯一の救いですが、更新わずか1週間の運転免許証が一緒だったのが痛恨のミス! トラブルが1つで終わらないあたりは相変わらずですが、そのせいもあり、私の免許証は紛失2回、失効2回という運転免許証界ではブラックリスト入り間違いなしのひどいありさまです。

と、逸れた話を戻しますが……。

私は、学生時代からのん気すぎることを先生に心配されてきたようなタイプなので、スリ受けする何かが体から発せられていて、犯罪者たちから目をつけられやすいのかもしれません。とはいえ、旅行先だと自分のことよりも周りの景色につい気を取られてしまいがちですよね? 

そうすると、どうしても身の回りへの警戒心も低下してしまうので、ターゲットに定められる可能性も高くなってしまいます。たとえば、1人が話しかけて相手の気を逸らしている隙に、もう1人がスリをするようなグループ犯罪もよくある手口です。くれぐれも、自分の周り半径30センチにしっかりとバリアを張るくらいの気持ちでいるようにしましょう!

ちなみに、バッグの持ち方も重要ポイント!

もちろんバッグのタイプにもよりますが、これらのスリ体験で共通していたのは、すべて斜め掛けバッグを背中側にしていたこと。どうしても後ろには気が回らなくなりがちなので、そこが狙われやすいということをつねに意識するだけでも違うはずです。

スリに限らず、これまでご紹介したひったくりやATM襲撃事件でもここは同じくらい重要ポイントなので、志村じゃない方でも、“志村!後ろ、後ろ!の精神”が大事だと覚えてください。

被害に遭ってしまったら冷静に対応すること!

とはいえ、相手もプロなので、どんなに気をつけていても運悪く大切なものをスラれてしまうこともあるかもしれません。そのときは、「いつ・どこで・何を」というのを思い出し、場合によっては、カードを止めたり、携帯をストップさせたり、しなければいけないこともあるかもしれないので、落ち着いて行動するようにしましょう。

それから、これまでもたびたびお伝えしているように、契約している保険で補償されることもあるので、申請には何が必要かをすぐに確認し、警察で被害届をもらうなどの対応も忘れないようにしてくださいね。とはいっても、まずはスリに狙われないように、海外ではいつも以上の警戒態勢で挑むことです。

以上、「iPhoneをスリに盗られた in ロンドン」でした。旅行先で増えていいのは、楽しい思い出とお土産だけ! くれぐれも嫌な思い出まで持ち帰らないようにしてくださいね。次回もまだまだトラブルが止まりませんっ! 乞うご期待ください。

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この記事を書いた人

志村 昌美
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映画宣伝マンを経てライターに転向し、海外ニュースや映画紹介、インタビューなどを中心に執筆。この連載では、新作映画を紹介しつつ、自身の体験談と主観満載でお届けします。
また、イタリアとイギリスへの留学経験から、現在は日・英・伊・仏のマルチリンガル目指して猛勉強中!
日々試写で観る新作の感想など、随時つぶやいてます♪
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