なにが「ひとりは気楽ですよね」だ! 年上独女に言ってはいけないひと言|デキるOLマナー&コーデ術 ♯26
「なんでキレイなのに恋人いないんですか?」
【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 26
褒め言葉のつもりで言ったのに時に嫌な気分にさせてしまう、「キレイなのに恋人いないんですか?」というひと言。欲しくてもできない女性からしたら、なんでいないのかと聞かれてもわからないという答えが率直でしょう。また、恋人がいようがいまいが本当に人生を100%楽しんでいるのに、恋人がいないと哀れみの顔でこのひと言を言われると傷つくそう。
大人になると、楽しんでいた “恋バナ” にそもそもの疑問を抱くのかもしれません。絶対に盛り上がる話=恋愛とせずに、これを機に趣味の話やキャリアなどさまざまな話題の引き出しを多く持つのも良いですね。
「ずっとひとりって気楽でいいじゃないですか~」
ひとり=気楽と思われて欲しくないという考えもなかにはあります。もちろん、おひとり様の魅力は自由気ままに誰にも遠慮する必要がないことですが、それが気楽に繋がるとは言えません。自由である反面、将来を自分たったひとりの力で生き抜いて行く覚悟をしなくてはいけないのは相当な孤独と寂しさを時に強く感じるもの。
既婚者の方が「主婦って養われてて楽でいいよね」と言われるのと同じであって、人にはそれぞれの悩みや不安を抱えながら生きているので気軽に軽んじた発言は控えておきましょう。
「ひとりは自由に人生を謳歌出来るいっぽうで、時に不安や孤独もありますよね」など、一方の見方だけでなくその人の生き方の良い部分と大変な部分を理解する発言を意識してみてはいかがでしょうか。
「子供を産むこと考えると、やっぱ焦りますよね~」
子供を産む前提、結婚をする前提で会話を進めるのは少々、地雷です。さまざまな人生の可能性を見出す20代~30代とは違って30代後半から40代はある程度、人生の道筋を決めていかなくてはいけない、アラサーとは違ったデリケートな話。
なかには子供が欲しいけれど諦めた人もいれば、子供も欲しくないし結婚もしない。と、決めた人もいます。そしてそういったシングルの人たちはこれまでたくさんの人に同じ質問を投げかけられたことでしょう。今さら私たちがそんなことを言わなくても十分、ご自身がわかっているはず。
相手との関係性が深くないうちは、こういう話は自分から出さないようにする方が無難です。
結婚・出産が人生の勝ち組という前提で話さない
年上のシングル女性のなかにはハッキリ物を言える人もいますが、いっぽうで自分の考えや価値観を言えない女性も多いもの。そんな女性に自分の価値観を当然のように押し付けた質問は時にナイフで心を傷つける行為になってしまうのです。
わざわざ傷つけないために言動を考えなくてはいけないなんて、少々面倒かもしれません。しかし、人の痛みや弱い部分に気づける女性になるためにはこうした細やかな会話の心配りにも徹底したいところですね。
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