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田代 わこ

春デートは六本木でアートと桜のW鑑賞を♡ お花見もできる展覧会3選!

2017.3.31
桜も咲き進み、いよいよ春本番。この時期限定のお楽しみは、アートと桜のダブル鑑賞! 今回は、六本木で開催中のオススメ展覧会とあわせ、美術館近くにあるお花見スポットもご紹介。春デートに使える生情報をお届けします!

桜も咲き進み、いよいよ春本番。この時期限定のお楽しみは、アートと桜のダブル鑑賞! 今回は、六本木で開催中のオススメ展覧会とあわせ、美術館近くにあるお花見スポットもご紹介。春デートに使える生情報をお届けします!

『ミュシャ展』+青山霊園の桜

【女子的アートナビ 番外編】

最初のオススメ展覧会は、国立新美術館で開かれている『ミュシャ展』。ここでは、日本にもファンの多い芸術家、アルフォンス・ミュシャ(1860~1939)の作品約100点を楽しめます。

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最大の見どころは、全20点からなる連作《スラヴ叙事詩》。チェコとスラヴ民族の歴史や神話をテーマにした油彩絵画なのですが、この作品、とにかく大きい!

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展示室に入ると、何よりもまずその巨大さに圧倒されます。カンヴァスのサイズは、最大6メートル×8メートル。この壮大な連作全20点がチェコ国外に展示されるのは、世界で初めてとのこと。ミュシャ渾身の超大作をすべて日本で見られるなんて、まさに奇跡です。

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写実的な描写もあれば、装飾性の高い幻想的な作品もあり、まるでスクリーンで映画を見ているような感じ。絵の前に立つと、描かれている人物と目が合うこともあり、作品世界にぐいぐいと引き込まれていきます。この感動の空間を、ぜひ体感してみてください! ほかにも、ミュシャがパリで成功するきっかけとなった《ジスモンダ》をはじめ、アール・ヌーヴォー調の作品も多数展示されています。会期は6月5日(月)まで。

※上記写真は報道内覧会で撮影したものです。会期中は一部の展示スペースで撮影が可能です。

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ちなみに、『ミュシャ展』が開かれている国立新美術館では、『草間彌生 わが永遠の魂』展も開催中です。こちらもぜひ一緒にご覧ください!

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国立新美術館の西門から歩いて行ける桜スポットは、青山霊園。長い歴史を持つ都立霊園で、大久保利通など著名人のお墓も多く、“墓マイラー” にも人気の場所です。桜の名所としても知られ、園内には桜のトンネルもあり、散策にぴったり。慰霊の空間ですから、静かにお花を楽しみたいですね。

『六本木開館10周年記念展 絵巻マニア列伝』+ミッドタウン・ガーデンさくら通り

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次のオススメ展覧会は、サントリー美術館で開かれている『絵巻マニア列伝』。タイトルを見ただけで、なんだかワクワクしませんか? ここでは、絵巻愛にあふれる歴代マニアたちのコレクションをたっぷり堪能できます!

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絵巻マニアって、どんな人たちだと思いますか? 貴族やお金持ちのイメージでしょうか? 本展で紹介されているマニアは、後白河院(ごしらかわいん)や足利歴代将軍、松平定信など、超セレブな方ばかり。

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詞書(ことばがき)といわれる文章と絵で構成される絵巻は、当時すべてオーダーメイドで作られていたそうです。費用も時間もかかる芸術作品の絵巻を注文できるのは、権力も資金もあるごく一部の人だけ。そんなゴージャスなお宝の数々が、今回たくさん展示されています!

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例えば、国宝の《玄奘三蔵絵(げんじょうさんぞうえ)》は、『西遊記』の三蔵法師として知られる唐時代の僧、玄奘三蔵の一生を描いた絵巻です。鎌倉時代に制作されたものですが、色がとってもキレイ! 異国である唐の景色が美しく描き出されています。

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絵巻は、物語や説話などを題材にして作られますが、高尚なストーリーばかりではありません。《放屁(ほうひ)合戦絵巻》のように、おならの勢いを競い合う、というユニークな作品も展示されています。高貴な方々も、こんなお話を楽しまれていたなんて、なんだか親近感がわきますね。本展では、随所に絵巻の感想を記した日記などの資料も展示されているので、絵巻マニアの目線で作品を楽しむことができますよ。会期は5月14日(日)まで。

※画像無断転載禁止

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ちなみに、サントリー美術館近くにある21_21 DESIGN SIGHTでは、『アスリート展』も開かれています。体育会系の彼とデートするなら、こちらの展覧会もオススメです!

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そして、サントリー美術館のすぐ近くにあるお花見スポットといえば、ミッドタウン・ガーデンのさくら通り。約200メートルの沿道に桜が咲いています。こちらは、ライトアップが幻想的。開花前後はピンク色、満開近くなると白色のライトで照らされるので、見ごろを迎える前でも十分雰囲気を楽しめます。(上の写真は3月29日に撮影。まだ咲き始めたばかりなのでピンク色にライトアップされています。)

『大エルミタージュ美術館展』+六本木ヒルズの桜

3つ目のオススメ展覧会は、六本木ヒルズ森タワー52階、森アーツセンターギャラリーで開かれている『大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち』。これぞ西洋画! というすばらしい油彩画85点がそろっています。

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タイトルにあるオールドマスターとは、16世紀から18世紀に活躍した画家たちのこと。本展では、ルネサンス時代のティツィアーノやクラーナハ、バロック時代のレンブラントやルーベンス、そしてロココ時代のブーシェなど、巨匠と呼ばれる人たちの作品がずらりと並んでいます。

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しかも、今回はエルミタージュ美術館でも常設展示されている貴重な作品群が来日しているとのこと。傑作ばかりなので、全作品が見どころといってもいいようです。

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特に、やわらかな女性の肌を美しい色彩で描いたティツィアーノの《羽飾りのある帽子をかぶった若い女性の肖像》や、妖艶な聖母マリアの姿が印象的なクラーナハの《林檎の木の下の聖母子》は必見中の必見。さすがエルミタージュ美術館! と感動すること間違いなしです。会期は6月18日(日)まで。

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そして、森アーツセンターギャラリーから歩いて行けるお花見スポットは、六本木ヒルズエリアの桜。毛利庭園や約400メートル続く桜並木が美しい六本木さくら坂など、桜を楽しめる場所がたくさんあります。夜には桜もライトアップされるので、デートにもぴったり♡ 

アートも桜も楽しめる六本木で、春を満喫してみては?

Information

六本木桜地図

『ミュシャ展』
ミュシャ展、公式サイト

『絵巻マニア列伝』
サントリー美術館公式サイト

『大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち』
大エルミタージュ美術館展 公式サイト

この記事を書いた人

田代 わこ
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出版社勤務を経て、フリーランスのライター・エディターに。主にエンタメ系コンテンツ記事を執筆。趣味は美術鑑賞と絵を描くこと。ananwebでは「カメラマンが教える! いいね! がつくスマホの撮影テク」も連載中です!