角 佑宇子

【婚テロ・妊テロに振り回されない!】デキるアラサー女のSNSお作法|デキるOLマナー&コーデ術 ♯23

2017.3.26
ちょっとした待ち時間や移動中の電車内でつい、いじってしまう携帯電話。こういう暇なときは何もなくてもフェイスブックやツイッター、インスタグラムをチェックしてしまうのが習慣になっていませんか? そして何気なく開いただけで、友人の充実した投稿にマウンティングをとられる日々。 SNSブームが到来して数年、そろそろ心身ともに疲れてきた今だからこそ、SNSとの付き合い方を見直してみませんか? 今回は、SNS活用におけるストレスフリーな付き合い方をお伝えいたします。

婚テロ・妊テロにまどわされない

【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 23

深夜のグルメ投稿 “飯テロ” ならぬ、友人の結婚・妊娠報告の投稿、“婚テロ” と “妊テロ” が辛過ぎると訴えるアラサー女性が現在続出しています。オンラインなら十数年ぶりの友人とも簡単に繋がれるからこそ、知らなくても良い事実まで見えてしまうのがSNSの恐いところですよね。

しかし一見幸せを振りまいている友人たちも、それなりに辛いことや苦しいこと、うまくいかないことをたくさん経験していることでしょう。そんななか、人生に一度あるかないかの自分が主役になれる瞬間をSNSの投稿におさめておきたいのです。

言い方は悪いですが、これらの報告も親しい友人に向けたお知らせではなく、「これはこの子の単なる自己満足なんだ」と心の中で、そう捉えておくと良いかもしれません。いちいち悔しがったり羨ましがることにエネルギーを割くのはもったいないと考え、スルーするスキルを身につけましょう。

イイ女を演じることに頑張りすぎない

友人のリア充投稿をスルーするのと同時に、自分自身もSNSの投稿を頑張りすぎない心構えも時には必要です。

友達とオシャレなカフェに行けば写真を撮り、毎度角度を変えて自撮りを重ねるなど、自分の日常全ての行動がSNSに侵されると、ふと気づいたときにすごく疲れてしまいます。また、自分の魅力をいいね!やフォロワー数で評価するようになると、ちょっとした投稿をするのにも自分の本音ではなく誰からも万人ウケするような投稿を意識してしまったり、コメントで一喜一憂する日々が続き、心が休まらなくなります。

自分を演出することは必要ですが、それが中心の生活にならないように注意しておきたいですね。

とにかく深夜は携帯をみない

深夜になるとなぜかセンチメンタルになったり、変なスイッチが入る経験はないでしょうか。よく、真夜中に書くラブレターは恥ずかしいと言われますが、これは深夜になると副交感神経が優位に働き、理性以上に感性がたかぶり、気持ちが不安定な状態になりやすいことが起因していると言われています。

こういう状態でSNSを見ると、必要以上に自分と友人の現状を比較してしまったり、余計な情報が目に入って気になって眠れなくなってしまうことになるので基本的に夜は携帯をOFF! また、深夜にブルーライトを浴びると、目の疲れや睡眠障害を引き起こす原因にもなりますので夜の美活と捉えて習慣づけるのも良いです。

SNSとも適度な距離で良いお付き合いを

自分自身を発信できるツールがどんどん増えてきて、自分のファンがつきやすくなってきた時代。そのいっぽうでSNSにとらわれ過ぎて現実世界が充実しなかったり、理想と現実のギャップについていけなくなると一気に疲れがたまってしまいます。

疲れ・不満の限界が来る前に、上手にSNSと距離を置きつつオンラインでもリアルでもストレスフリーで楽しめる日々を目指していきたいですね。