好きなこと、話そ!

志村 昌美

『キングコング:髑髏島の巨神』のサミュエル・L・ジャクソンが明かす絶体絶命のピンチとは?

2017.3.23
だんだんと暖かさを感じてきて、ついにレジャーシーズンの訪れを感じるこの時期。そこで、まだ具体的な計画を立ててないという人でも、ひと足先にアトラクション気分を味わえる映画をご紹介したいと思います。その作品とは……。

だんだんと暖かさを感じてきて、ついにレジャーシーズンの訪れを感じるこの時期。そこで、まだ具体的な計画を立ててないという人でも、ひと足先にアトラクション気分を味わえる映画をご紹介したいと思います。その作品とは……。

映画史上最強の怪物が登場する話題作『キングコング:髑髏島の巨神』!

【映画、ときどき私】 vol. 82

新たに発見された島を調査するため、学者やカメラマン、そして軍人を集めた調査隊が “スカル・アイルランド(髑髏島)” と呼ばれる太平洋に浮かぶ孤島へと向かっていた。当初は簡単な任務と思われていたが、そこで一同はとんでもないものを目にすることとなる。

島の守護神である巨大なキングコングが突如出現!

島を破壊して彼を怒らせてしまった人間たちは、究極のサバイバルへと追い込まれることになるが、キングコングだけでなく、次々と凶暴な巨獣たちが襲いかかってくるのだった。はたして、人間たちはこの島から無事に脱出することはできるのか……。

最初から最後まで迫力満点の映像とともに、壮大なアドベンチャーの世界へと一気に引き込まれてしまう大作ですが、日本公開を記念して、本作に出演しているハリウッドを代表する超大物俳優に直撃インタビューしてきました。それは……。

世界中に愛されている名バイプレイヤーのサミュエル・L・ジャクソン!

今回、軍人たちの部隊を率いるパッカード大佐を演じたサミュエルですが、本作の見どころや自身のエピソードなどについて語ってもらいました。

島に到着した人間たちの大半が逃げまどうなか、唯一キングコングに立ち向かう人物がこのパッカード大佐ですが、キングコングにも負けない目力と圧巻の存在感はとにかく印象的。

役作りで参考にしたものはありますか?

サミュエル 特に参考にした実在の軍人がいたわけではないけれど、今回は軍事アドバイザーがついていたので、技術的なセリフに関してはその意味を教えてもらっていたりしていたよ。ただ、意識していたという意味では、小さい頃に読んでいた一番好きな小説の『白鯨』に出てくる船長のように「白鯨と戦うんだ!」という気持ちだったかな。

巨大な敵が相手でも積極的に向かっていけた理由は?

サミュエル 本作はベトナム戦争の終わりを描いているわけだけど、戦争は終わっていないと彼自身は思っていて、髑髏島でもうひとつの戦争が始まったと感じているんだ。

それに、部下を従えての戦いだから、彼らを守らなければならないという気持ちだけでなく、彼らが不安にならないように勇敢に立ち向かわないといけないという義務感、そして亡くした部下のためでもあったんだと思うよ。

もし自分だったら戦うか、逃げるかどちらですか?

サミュエル 僕だったら戦わないで逃げるね。だって、人生にはほかにもできることがあるでしょ(笑)?

パッカード大佐と自分が似ていると感じたところは?

サミュエル 黒人で長身であるところは一緒だけど、特にないと思うよ。でも、頭のいいところやハンサムなところ、あとかわいげがあるところはけっこう似てるのかな(笑)。

ちなみに、僕自身の性格は、強気なところもあるし、言いたいことは言うし、信念も曲げないし、頑固かもしれないね。あと、これと決めたことには向かっていくところもあって、友達や家族に対してはものすごく誠実。でも、これが災いすることもあるんだけどね。

今回も怒りの演技は圧巻ですが、どのようにして演じていましたか?

サミュエル 鏡を見てたんだよ(笑)。みんなは認めないかもしれないけど、俳優はだいたい自分の顔を鏡で見つめながらいろいろな表情をやってみて芝居をしているものなんだ。そういうのも、もちろん練習になったけど、キングコングがどういう姿なのかをいろいろ想像しながらもやっていたよ。

どうやって感情のテンションを上げていくかは、役者としての技術だから、一度コツをつかんでしまえば、自然とできるようになるものなんだ。とにかく練習して、その瞬間を生きるという感覚でやることだね。基本的にアクション俳優は、そういうのが得意だけど、自分以外だと、デンゼル・ワシントン、ブルース・ウィリス、ビートたけしさんがうまいんじゃないかな。

いまやハリウッドでは俳優たちをけん引する存在ですが、成功の秘訣は?

サミュエル 僕はラッキーだったということだけだよ。映画というのは、とりあえずやってみなきゃわからないところがあるけど、役を選んでいくうえで意識していることは、まず自分がハッピーになれる経験になるかどうか。そして、一観客としての視点も大事にしているから、「自分が出ているこの映画を観てみたいか?」という意識で選定しているんだ。幸運なことにいままで出演した作品は楽しくてワクワクするようなものばかりだったよ。

本作では絶体絶命の状況に追い込まれますが、人生で絶体絶命のピンチに陥ったことは?

サミュエル こんな風に動物に攻撃されたことはないよ(笑)。でも、生死をわける瞬間みたいなのは過去にあったんだ。実はニューヨークの地下鉄で閉まったドアに足を突っ込んだまま電車が発車してしまったことがあるんだよ! そのときは誰かが緊急停止ボタンを押してくれたから助かったんだけど、あれは本当にピンチだった。怖かったし、とにかく痛かったよ!

インタビューを終えてみて……。

これまで数々の話題作に出演し、ハリウッドでも大御所的存在であるにも関わらず、終始リラックスした空気感を作り出してくれたサミュエル。「さすが!」と改めて感じさせるほど、映画とはまるで別人のような優しい笑顔も見せてくれました。緊迫するサミュエルとキングコングの壮絶な戦いはぜひお見逃しなく!

この迫力はスクリーンでしか味わえない!

体長30メートルを超える過去最大級のキングコングはもちろん、見たことのないような巨大なモンスターたちが容赦なく襲いかかり、アドレナリンは全開! 友達とでも、家族とでも、彼氏とでも楽しめること間違いなしです! ただし、この春の旅行先には孤島はやめておいたほうがいいかも!?

手に汗握る予告編はこちら!

作品情報

『キングコング:髑髏島の巨神』
3月25日(土)、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他、3D/2D/IMAX公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2016 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED

http://wwws.warnerbros.co.jp/kingkong/

この記事を書いた人

志村 昌美
記事数:141 Posts

映画宣伝マンを経てライターに転向し、海外ニュースや映画紹介、インタビューなどを中心に執筆。この連載では、新作映画を紹介しつつ、自身の体験談と主観満載でお届けします。 また、イタリアとイギリスへの留学経験から、現在は日・英・伊・仏のマルチリンガル目指して猛勉強中! 日々試写で観る新作の感想など、随時つぶやいてます♪ https://twitter.com/masamino_19