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猫を飼うのに必要なアイテムとう〇ちまみれの新生活|うちに猫がやってきた! #4

文・伊藤順子 — 2017.4.5
ananwebスタッフの筆者が保護猫2匹を飼い始めました! 猫との生活は、にゃんとも10年以上ぶり。その奮闘を綴ります。4回目は、猫がやってきたときのこと、猫を飼う前に揃えておきたい三種の神器、う〇ちまみれの新生活をお伝えします。

【うちに猫がやってきた!】vol. 4

本当に、うちに猫がやってきた!

しかし、大人って大変……。小生意気なガキが言いそうな言葉を心のなかでつぶやきます。「上手にう〇ちできたのねぇ! はい上手、いい子ねぇ」なんて猫なで声をあげながら、う〇ちをした猫の手足を拭く私。時計を見ると午前1時を指しています。明日も朝は早い、娘(6歳)の弁当も作らないといけない、園まで自転車でダッシュしないといけない。そこからたんまりある家事と仕事……それを考えると早く寝なければいけないのに、なのに! なぜこのような事態になっているのでしょう!

第4回目は、待望の猫がやってきた当日の様子と猫を飼うのに必要なアイテム、う〇ちまみれの新生活をお話します。

 2017年1月、お腹の虫もいなくなった(詳しくは前回の記事)と飼い主のTさんからの報告を受け、今日はついに生後4か月の保護猫2匹がやってくる日です!

その瞬間は、空の青がオレンジ色に染まり、そこから暗闇が広がりはじめた頃に訪れました。「ピンポーン」。玄関には大きな携帯用ケージを抱えた飼い主のTさんが立っています。部屋に入ってもらい、いよいよドキドキのご対面! ケージのなかから、タオルに包まれた猫をTさんがそっと抱きあげたとき、リビングは一転して礼拝堂と化し、パイプオルガンの音色とともに澄んだ声の讃美歌が流れ始めました。いえ、もちろん流れてはいないのですが、それくらい厳かで清らかで神聖な場所になったような気がしたのです。ひと言でいうならば「天使降臨」。まさに、天使が舞い降りたかのように感動的な場面でした。だって、1か月ぶりに見た子猫は、思っていたよりもとても小さくて、車に揺られていたからか寝ぼけ眼のトロ~ンとした状態だったから。抱きしめたらつぶれてしまいそうなほど儚くてかわいくて愛おしいものでした。

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写真について。猫2匹はこのような携帯用ケージに入れられて我が家にやってきました。暗くて見えないですが奥に猫がいます。2、3枚目は、うちのケージに入り、不安そうな様子の猫たち。

猫が来る前に必ず用意したいもの

 Tさんにこの日までに準備するよう言われたのは次の3つ。猫を飼うのだったら、最低限用意すべきアイテムです。


●キャットフード
●トイレ&トイレの砂
●ケージ

 たったこれだけ、と思うかもしれません。でも、それぞれを突きつめると奥が深い。猫を飼うのは10年以上ぶり、しかも当時は遊んでいただけで、世話は親任せだった私は、この3つを揃えるのに苦労に近い思いをしました。それではひとつずつ、まいりましょう。

 まずはキャットフードです。大まかにカリカリのドライタイプと缶詰やレトルトパウチに入ったウエットタイプがあります。最近ですと、ドライ、ウエットともに年齢別や毛玉ケア、去勢避妊向けなどに細分化されています。また、外側はドライだけど、中はウエットになっているいいとこどり? なキャットフードもあります。……種類がありすぎてよくわからない! そこで、猫を飼っている複数の友人にリサーチすると圧倒的にドライが多い結果となりました。でも、ぼんやりとではありますが、実家で飼っていた猫はドライを食べていて結石になったような記憶があります。それを問うと、なったことがない、やはりなった、いや胃腸が丈夫な猫なら大丈夫、雑種は強いから平気、といった声。Tさんも「(結石に対して)昔に比べていまはさほど心配をしなくてもいいと思います」。ドライに対して肯定的な意見が多かったのですが、子猫と考えると食べやすいウエットがいいのでは、とのアドバイスがあり、結局ウエットを用意しました(ですが、後にこの判断は覆されます……)。

 続いて、トイレとトイレの砂にいきましょう。猫のトイレ、意外と高いのに驚きました(どうやら見に行ったショップがセレブ向けだったよう。安価のものもあります!)。ただ用を足す容器にこれだけのお金をかける気がどうしても起きなくて、でも、揃えなくてはならないと悶々としていたところに、意外にも、これまで何の口も挟んでこなかった主人から解決策が出ました。「100均に似ているのがある」と。おまけにサイズも確認済みだと。見に行ってみると、イケそう! はい、トイレは100均の四角い箱で決まりです! 最近聞いた話ですが、5匹飼っているお宅では、衣装ケースをトイレにしているそう。猫が砂をかいてもこぼれないよう、ある程度の高さ(最低でも15cmくらい)と大きさ(猫1匹に対して40㎝×30㎝くらい)があれば、どんな箱でも応用できそうです。

 そして、砂。実家では、母が新聞紙を細かく裂いてトイレに敷いていたので(ヒマさえあればビリビリ裂いてストックしていました)、全く知識がありません。どんなものがいいのか、とざっと調べましたら……。

●鉱物系(公園の砂場にあるような砂)
●紙・パルプの砂(1粒が小指の爪くらいの大きさで紙でできている)
●木(紙砂と同じくらいのサイズで木でできている)
●おから系(紙砂と同じくらいのサイズで原料におからが入っている)

 近所のホームセンターで売られている主なものを挙げましたが、ほかに消臭効果の高い緑茶や炭入り、固まりやすいシリカゲルなんてものもあり、たかが砂、されど砂なんですねぇ。わけがわからなくて、いったいどれを選べばいいのでしょう。最も安価なのは砂です。じゃあ、砂でいいじゃん!ってなりますよね。でも、肉球の間に入りやすく、床に散らばりやすいというデメリットもあります。そこに、「紙ならトイレに流せるタイプがあるよ」と友人のひと言。思い出すのは子どもが赤ん坊だった頃の使用済みオムツの山です。しかも、今度は我が子のではなく、猫の汚物です。そんな山は見たくな~い! すぐさま水に流した~い! というわけで、紙の砂に決めました。砂よりもほんの少し値が張りますが、高級の類ではありません。1粒が大きいので肉球に挟まる心配もなし。流せるだけでなく、可燃ゴミとしても出すことができ、抗菌、消臭効果があり、紙だけに軽くて持ち運びも楽ちんです。下関係は解決となりました!

 最後に、ケージです。実家ではケージなんてシャレたものはなく、炊飯器の上とか私が脱いだ服の上とか、猫は自分で居心地のいい場所を探してウトウトしていたのですが、実はケージは重要な役割を果たす必須アイテムなのです。それは、トイレのしつけ。私はこれが一番不安でした。歴代の猫たちは親がやってくれていたので、気づいたら、外遊びをしていてもわざわざトイレをしに帰ってくるほどしっかりとしつけられていました。おぼろげながらではありますが、母は猫がソワソワしたらトイレに連れて行く、これを繰り返していたように思います。でも、ソワソワってどんな感じなんでしょう。四六時中猫の様子なんて絶対に見ていられません。私はTさんにたずねました。そうしましたら、「ケージのなかにトイレと猫をしばらく入れておけば、そのうちトイレにしますよ」。え、たったそれだけ? 本当にそれだけでいいんですか?「はい」。私の心配は杞憂に終わりました。トイレのしつけって思いのほか簡単なんですね。そして、その通りにしましたら、やって来た日のうちに2匹とも用を足していました。

猫を飼うときに最低限揃えておきたい3種の神器は以上になりますが、家具や壁を傷つけたくないのであれば、爪とぎも必要です。ネット通販はもちろん、スーパーやドラッグストアでも置いてあることが多く、安いものは数百円と手頃な価格で購入できます。うちも用意したのですが、不思議ですねぇ、見つけるとちゃんとそれで爪を研ぐんです、誰も教えてないのに。思わず研ぎたくなる材質なのでしょうか。爪はどんどん伸びてしまうので、買っておいて損はないはずです。それと、子猫でしたらおもちゃがあるといいかも。ありがたいことにTさんがたくさんのおもちゃをくださって、大変重宝しています。だって、子猫は遊ぶ、遊ぶ。狩りの練習をするんですよね。だから、動くものをつかまえるのが大好きです。体力がないからか、しばらくすると疲れてすぐ寝てしまいますが、長い紐の先にねずみの人形がついたおもちゃを猫の前でユラユラさせると、目の色が変わって、飛びつきます。室内飼いの猫は運動不足になるともいうから、これでダッシュやジャンプをさせれば、ストレス発散にもなるようです。また、コミュニケーションのひとつとしてもいいかもしれません。最初はかなりビクついていた猫たちですが、これを機に近寄ってくるようにもなりました。体を動かすことは心をほぐすことにもつながるんですね。

下のしつけはできたけれど、う〇ちに問題が!

 さて、冒頭の話に戻ります。私は、真夜中に何をしているのでしょうか。猫が来た日、Tさんは言いました。「検便は問題ないのだけど、この子たち、う〇ちがゆるいんです。回数も多い。それに、トイレが汚くて気に入らないと外にしたりもします」。私「なんでう〇ちがゆるいのでしょうか」。Tさん「(首をかしげて)腸が未発達だからなのか、成長するにつれてだんだんよくなっていくとは思うんですけど」。う〇ちがゆるい……聞き流せない大問題です。私は妄想の世界へと旅立ちました。

以下、妄想です。……おやおや、猫がトイレにう〇ちをしています。そして、臭いを消すために本能で砂をかけはじめました。ザッザッザッ。う〇ちが固形ならそれで終わりとなりますが、ゆるい場合はどうでしょう、砂をかけることでう〇ちと砂が混ざり、汚染された砂がどんどん増えていっています! しかも、砂をかいた手足を見てみるとそこにもう〇ちがついてしまっている! そして、そ知らぬ顔で床を歩きはじめたところを、気づかない子どもが抱きあげました! 当然、子どもにもう〇ちがつき、そして、猫を抱いたその手でテーブルや食べ物を……キャーッ! 妄想を終えましょう。

もう恐怖でしかありません。良からぬことは想像すると次から次へと容易にふくらむものです。地獄絵図を回避するためにも、とにかく私はう〇ち現場を目撃しなければなりません。そして、用を足すのを見届けたら、すみやかに猫の手足とおしりを拭き、う〇ちを取り除くのです。でも、まだ慣れてない猫たちを怖がらせてはいけない。そして、猫にしてみれば、「う〇ちをしたら手足を拭かれる→そんなのはいやだからう〇ちはしない」。そんな思考経路にならないよう、優しく拭かねばならない。私は覚悟を決めました。

 うちの猫たちは、譲渡会で出会った4兄弟のうちの2匹です。大きさは多少違えど見た目はうりふたつ。生活サイクルもほぼ同じで、寝るのも起きるのも用を足すのも同時なんですね。で、彼らのう〇ちタイムは真夜中であることがわかり、私は子どもを寝かしつけたあと、ケージ前にスタンバって、う〇ち待ちをするのが日課になりました。眠くて辛い。でも、拭かないと大変なことになりますから。そして、彼らは時間を空けて1匹につき2回ずつ用を足します。つまり、ひと晩に4回、私は猫なで声をあげながら、猫の手足を優しく拭くという行為を繰り返すんですね。……つくづく、大人って大変ですよね。でも、これはうまくいけばの話。う〇ちタイムはもちろん正確ではなく、私が子どもを寝かしつけている間や入浴、食器洗いなどをしているときに起こることもあります。居間に戻るとぷ~んと漂う、う〇ち臭。猫のトイレを見ると白い砂がう〇ちでマーブル模様に、トイレの縁にも茶色の擦った跡があります(う〇ちがついた手足で縁をこすったよう)。猫に顔を近づけると、彼らからもぷ~ん。こんなにかわいい顔をしているのに、クサい。まだ生後4か月です。ヨチヨチ歩きではないものの、それはそれは愛くるしい子猫です。オラフのようにぎゅーって抱きしめたい盛りなのに、クサいなんて! いてもたってもいられなくなった私は、深夜にヘロヘロの状態で2度ほど猫を洗ったこともあります。子猫がクサくていいはずがない、そんなわけのわからぬ思いがパワーを生み出したのかもしれません。ともかく数週間はう〇ちまみれの猫たちと奮闘する日々が続きました。

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写真はオシッコ中の猫。小なら全く問題ないんです。2枚目、トイレが汚れないよう苦肉の策としてゴミ袋でカバーをしてみました。これなら汚れてもゴミ袋を変えればいいだけです。ですが、袋を猫がひっかいてボロボロにした結果、トイレを嫌がり、外にう〇ちをしてしまった事件が発生。いまはカバーを外しています。3枚目、うちに来てから1週間が過ぎた頃。ケージの上でリラックスするように。


 う〇ちはいつ固まるのか。もしかして生まれつき胃腸が弱い体質で、一生こんな状態が続くのではないか。そう思うと途方に暮れた私でしたが、う〇ちは徐々に固くなっていきました。それはTさんのお言葉通り、成長するにつれて胃腸が整えられたということと、これは私の見解ですがキャットフードのおかげでもあるのではないかと思っています。

次回は、そのキャットフードについてと、そもそもうちの猫たちが保護猫になったいきさつをお話します。最後まで読んでくださりありがとうございました!

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