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アラサー女子が泣けてハマる! 話題を呼んだ歌舞伎演目が今春再演!

2017.3.1
現代演劇の優秀な作品や俳優に贈られることがほとんどだった「読売演劇大賞」で、長い歴史のなかで初めて歌舞伎が大賞&最優秀作品賞の栄冠に輝き、演劇界で大きな話題となった作品が再演されます!

約50年ぶりに復活上演された伝説の名作!

岡崎

これ、何がすごいのかというと、実はこの『伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)』の「岡崎」という場面、名作と言われながらも今までは「暗い」「長い」「難しい」って理由で50年近くも上演されてなかったんです。ところが3年前に国立劇場で、現代歌舞伎の最高峰、人間国宝の中村吉右衛門が中心となって久々に復活上演したところ、深くて分厚い人間ドラマが現代の観客(老若男女を越えて!)の心に響き、クチコミでその評判が演劇ファンの間で広がり、歌舞伎フリークならずとも必見の舞台となりました。「暗い」「長い」「難しい」が濡れ衣であると証明したわけです。

そのお話は…というと、妻・お谷(中村雀右衛門)の父親を卑劣な方法で殺害された唐木政右衛門(吉右衛門)という剣豪が、さまざまな義理と人情のしがらみを乗り越え、晴れて敵討ちを成就させるというストーリー。メインとなる「岡崎」の場は、政右衛門が子供の頃の剣術の師匠・山田幸兵衛(中村歌六)と久々に再会するも、幸兵衛が敵方と判明、政右衛門は自分の素性を隠してそれとなく敵の居場所を突き止めようとします。しかしそこへ、幼子を抱えた妻・お谷が大雪のなか、宿を探して偶然現れ、自分の正体が幸兵衛にバレることを恐れた政右衛門は驚くべき行動に出て…。ここの人生最大のピンチに耐える政右衛門=吉右衛門の演技がとにかく名人芸! 泣かされること必至です!

その公演が前回と同じキャストで待望の再演。この機会を逃すと次はいつ観られるかわからない貴重な機会です。「岡崎」に至る場面も上演されるので、話もわかりやすいはず。「岡崎」の悲劇を逆説的に際立たせるユーモラスな立回りの場面もあったりと、見どころもいっぱいです。

唐木政右衛門

さらに、この公演では、「特別な日に歌舞伎を」キャンペーンが実施されます。この春、卒業、入学、就職、退職など人生の転機を迎える人が対象で、公演プログラム、オリジナルギフト、小さなブーケなどがプレゼントされ、さらに終演後、舞台上で記念撮影までしてくれる(初日から3日間は別の場所で撮影)というレアな体験も! まだ歌舞伎を観たことがない人も、チャンスがあればこれを機にデビューしてみては?

「特別な日に歌舞伎を」申し込み方法
国立劇場の3月歌舞伎公演の特別席または1等A席のチケットを購入。チケット購入後、「特別な日」係(☎03・3265・6761)まで電話で申し込み。1日先着3組限定。キャンペーンの内容は変更になる可能性があります。

Information

『通し狂言 伊賀越道中双六』
3月4日(土)~27日(月)10日・11日休演 半蔵門・国立劇場 大劇場 出演・中村吉右衛門、中村歌六、中村又五郎、尾上菊之助、中村歌昇、中村種之助、中村米吉、中村隼人、中村吉之丞、嵐橘三郎、中村錦之助、中村雀右衛門、中村東蔵ほか 特別席1万3000円、1等A席1万円~3等席1800円(すべて税込み) 問国立劇場チケットセンター☎0570・07・9900(10:00~18:00) ticket.ntj.jac.go.jp