友達に戻りたい…長く付き合った彼と「キレイに別れる」方法3つ

文・塚田牧夫 — 2018.1.30
付き合っても、ずっと一緒に居られるカップルはたった一握り。多くは終わりのときが訪れます。ただ、せっかくお互いのことをよく知っているのに、離れてもう会わないというのはもったいない。できれば友だちでいたいですよね? そこで、“長く付き合った彼とキレイに別れた経験”のある女性に話を聞きました。

一度は踏み止まる

「元カレとは四年付き合っていました。でも、最後のほうはかなり冷え切っていて、会う回数も減っていました。そこで私のほうから別れを切り出しました。

すると、彼が泣く泣く引き止めてきました。“大事にするから”と言うので、いったんは踏み止まったんです。

でも、ダメでした。一度離れた心は戻らず。彼のほうも徐々に気持ちが落ち着いてきたみたいで、それから半年後には別れました。円満の別れでした」ミハル(仮名)/29歳

長く付き合った分、未練が残るのは当然です。それをバッサリ断ち切るのはけっこう残酷。引き止めてくるようなら、踏み止まってあげてもいいかも。

お互いの性格もよく分かっているはず。なんで別れようと思ったのかを理解して、だんだんと気持ちの整理もついてくる。ワンクッション置くことで、悲しみも半減させられるでしょう。

手紙に思いをつづる

「五年近く付き合っていた彼がいたんですが、私に好きな人ができてしまい別れを決意しました。でも、会うと絶対に情に流されてしまうので、手紙で気持ちを伝えたんです。

将来を考えた上で決断したと、自分の思いをつづりました。それを彼に送ったところ、しばらくして手紙で返事が来ました。内容はやっぱり、“考え直して欲しい”と。

それでも、気持ちは変わらないことをまた手紙に書いて送りました。三回ぐらいやり取りをして、彼も納得してくれたみたいで別れることができました」ミイナ(仮名)/30歳

LINEやメールは気軽に送れるのが利点ですが、思いが伝わりきらないことも。手紙であれば、それだけで覚悟が伝わります。相手も真剣に受け止めてくれるでしょう。

何度も読み返せるのも手紙のいいところ。上辺ではない心の込もった手紙であることが分かれば、相手も前向きに考えてくれるはずです。

悪者になる

「彼とは学生時代から付き合っていました。お互いいったん就職したんですが、彼は一年で辞めてそこからフリーター生活をしていました。

私もいい歳になり、彼と一緒にいても先が見えない。そこで別れを告げました。

ただ、彼があまり本気で受け止めないので、結構キツく言いました。“フリーターじゃ将来がない”と言うと、彼も言い返してきたので、ほぼ喧嘩別れのような状態でした。

それから半年後、彼から連絡が来ました。“就職が決まった”と。私は“おめでとう”と返しました。会ってはいないけど、いい関係になれる気がします」スミ(仮名)/29歳

キレイな別れなんて、そうあるもんじゃありません。長い付き合いなら、いっそう苦しいものになるでしょう。

そこで、あえて悪者になって未練を断ち切ってあげるのも優しさです。すぐには伝わらなくても、いつかは分かってくれるはず。大事なのは、そこに真心があるかどうかです。

“長く付き合った彼とキレイに別れたときの話”をご紹介しました。

すぐにキレイに別れようとするのは、虫が良すぎる。いったんは恨まれるくらいの覚悟じゃないといけないのかも。とにかく自分本位にならず、相手の立場に立って真剣に考えるべきであることは確かでしょう。


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