ゲゲッ、冬の着太りマジやばい…実は太って見える要注意の冬服|スタイリストの体型カバーテクニック術 ♯52

2017.12.23
寒さの厳しい日が続く冬の時期。 つい、重ね着する服の枚数も増え、アウターも見た目からして暖かそうなものを選んでしまいますよね。しかしどんなに暖かいとはいえ、着太りして見えるアイテムは絶対に避けたいところ! そこで今回は、見た目もかわいくて人気だけど、着太りしやすい危険アイテムをご紹介します。

【スタイリストの体型カバーテクニック術】vol. 52

中わた入りのMA-1

着太り1

ちょっと前までは秋のアウターアイテムとして人気でしたが、最近では真冬でも着られるような中わた入りのMA-1も登場しています。中わた入りのMA-1は、ダウンジャケットに次ぐ勢いの人気ではありますが、背が高くスラリとしたメンズライクなスタイルの女性以外は、着太りして見えてしまう要注意アイテムでもあります。

ダウンと違って、MA-1は襟と袖が切り返しのリブ編みになっているので肩から手首、襟下から腰回りまでが丸みのあるシルエットになってしまいます。中わた入りのMA-1を着る際は、できるだけボトムは細めのデニム、もしくはタイトなスカートで足のラインを見せてくださいね。

ニットキャミ

着太り2

春夏から続く、人気のレイヤード(重ね着)スタイル。重ね着に活躍するキャミソールは、素材を変えて、秋冬にも登場しています。上品に見せるベロア素材やスエード素材から、ボリュームのあるファー・ニット素材のキャミソールラインも人気ですよね。

しかし、ニットキャミはボディラインが一番細く見えなくてはいけない “くびれ” を隠し、下腹部のボリュームを作ってしまうアイテムです。バストが大きい方はより大きく見えてしまうのでニットキャミは避けたほうがベターです。反対に上半身にボリュームが足りないと感じている方は、ニットキャミとの相性が良いので、必ず試着して似合う・似合わないをチェックしてくださいね。

フェイクボアコート

着太り3

今季、街中でも良くお見かけするフェイクボアコート。見た目の、まるんとしたフォルムがかわいいモテコートのひとつでもありますが、これも同じく体のラインを覆ってしまうので着太り効果が高い要注意アイテム……!

155cmよりも身長が低いの方は、コートの丈が短いものを選び、ヒールのあるブーツやパンプスで高さを出すことでバランスが取りやすくなります。また、丸みのあるフォルムなので基本的にインナーはスッキリと飾り気のないシンプルなトップスを選ぶように意識してみると良いですよ。

アレっ?と、思ったときに考えたいこと

「アレ、何か着太りしてる?」と思うと、もうそれが気になって次の機会でそれを着ようという気持ちにはなりませんよね。しかし、ここで諦めずに、ご自身で着太りする原因を鏡で見ながら探していきましょう。アウターとインナーが合わないのか、ボトムが野暮ったいのか。はたまた、丈が良くないのか……。どうすれば着太りを軽減できるかを探求していくと、着太りしやすいアイテムでも上手に着こなすことができるので、ぜひ試してみてくださいね。


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